梅島 三環子
2019/02/28
先日、今年開通したばかりの区間を使い、三陸道で気仙沼に向かいました。
あれから8年。
こんなにもスムーズに気仙沼に入れるんだなとしみじみ感じた瞬間でした。
三陸道は、もちろん震災前から使っています。松島や石巻など、いわゆる観光地での取材の際に使うことが多く
わくわくした気持ちで乗ることが多い道路でした。
それが、あの日から被災地に入るための道路に変わってしまいました。
震災後の三陸道は時間がまるで読めなかった記憶があります。全国からの自衛隊の車両が列をなし、救助へ向かう姿は今でも忘れません。
それからしばらくして、工事車両で大渋滞。
復興公営住宅が立ち並び、道路沿いの風景がどんどん変わっていった驚きも未だにしっかりと覚えています。
8年で、いろんなことが変わりました。
8年前の被災地を見たときに、今の県内の風景を想像できた人は、それほどいないと思います。
その時々の今としっかりと向き合い、これからも伝えていきたいと思います。
写真は、先日出会った「ホヤぼーや」。
ぬくもりを感じるぼーやでした。
明日は、金澤さんです。