梅島 三環子
2021/11/25
きょうからテーマが変わります。
「メッセージ」について。
私がよく思うのは、非言語のメッセージの怖さについて。
視線・ちょっとした動作・声の音程に会話の間…。言葉以外にも相手にメッセージを伝える手段はありますし、それがなかなか言葉以上の情報力を持っていたります。しかも、言葉でないから両者の間で事実の確認もできません。確認したところで、言葉と逆の意味を伝えることも受け取ることもあります。
反対に言えば、相手に伝えたい真意が伝わっていなくてもこちらは理解することができません。「そういう意味じゃなかったんだよ」という弁明ができないのもお互いつらいですよね。大人も子供も、言葉以外のメッセージで傷つき悩んでいる人は多いのではないでしょうか
。
日頃取材の中で、多くの方と会話をすることがありますが、自分の発信するメッセージについても相手の発信するメッセージについても丁寧に受け取りあわないととても危険だなと感じる場面があります。でもなかなか、解決策が見当たらないんですよね…。
どれだけ質問したい内容を聞く前に、少しでも関係値を築いていくか。この辺りが答えになるのでしょうか。難しい。
取材、そして番組の中でもこのメッセージについて考えることが多くなっています。伝えたいメッセージを正しく伝えるために、今後も模索は続いていくんだろうと思います。
写真は、高級魚とも言われるようになったサンマ。でも季節になると食べたくなるんですよね。
明日は佐藤部長です。