アナ・ログ

2023年にやりたいこと

堤 勇高

2023/01/11

あけましておめでとうございます。
皆様2023年も何卒よろしくお願いします。

さてこの2023年、運転が上手くなりたいです。
厳密にいうと、駐車が上手くなりたいです。年始に持つ志としてはなんとも小さな目標かもしれませんが……

学生時代に免許を取り、現在ゴールド免許。ただし、運転は月に2回程度です。安全運転自体はできますが、運転スキルは一向に上達していないと感じます。

それを最も強く感じるのが駐車の時。もちろん壁に擦ったり、他の車にぶつけてしまったりということはこれまでありませんが、どうしても「一発で仕留める」ことができません。
普段から運転をしている上級者の皆様は、初めて駐車をする場所でもスピーディーかつ正確に停車させます。見ていると駐車スペースに「横付け」する段階から、差を感じずにはいられません。
狙った駐車スペースに、左右の間隔がほぼ均等な状態で、一度のバックで素早く駐車する……
これを確実に遂行できるようになることをこの1年の目標の一つにします。

この目標を達成するためにはやはり慣れるしかないということで、1年かけて、ひそかに練習しようと思っています。もし今後、夜中に何度も駐車と出庫を繰り返している車を見かけたら、練習中の私かもしれません……(笑)

さて、写真は去年(2022年)の年末にその日の「仙台放送Live Newsイット!」に出演するアナウンサーで撮った一枚です。
抜群のチームワークで重ねてきた1年分の放送。
本年も皆様にしっかりと宮城のニュースをお届けできればと思います。

別バージョンはアナウンス部インスタグラム(sendai_tv_announce)に投稿されています!そちらもぜひご覧ください。

次は伊藤瞳アナウンサーです。

2022年を振り返って

堤 勇高

2022/12/28

2022年も間もなく終わり。

ついこの間元日の定時ニュースを読んだような気がするのですが……。
そしてようやく日付記入欄に迷いなく「2022」と書けるようになったのですが……。

私個人としては、今年もニュースの現場からお伝えする役割を担当しました。
時には中継も担当する中で、特に印象に残ったのは7月の中継です。

この日、太白区の路上で、登校中の女子中学生二人が男に切りつけられるというショッキングな事件が発生しました。

一報を受け現場に向かうと、普段は静かであろう住宅街に警察と規制線。
家の前に立つ住民の動揺がうかがえました。

まず驚いたのは現場の位置。
現場となった「路上」は容疑者宅の目と鼻の先で、10メートルほどの距離でした。
被害者を含め当時現場にいた人達にとっては、危機を理解する時間すらなかったのではないかと、恐ろしさを感じました。

事件当時の情報を知る方々に話を聞く中でも驚いたことがありました。
被害者の二人は切りつけられた後、助けを求めてそれぞれの方向へ逃げていったということですが、そのうちの一人は近くの交差点を曲がり、坂を下った先の家に逃げていったそうです。
実際にその坂を下ってみると、かなりの長さ。
さらに、事件現場から逃げ込んだ家までは100メートル弱あったと記憶しています。
突然切りつけられた恐怖とともにこの長さを逃げなければならなかった被害者の心情を思うと、非常に心が痛みます。

中継ではその2点を盛り込んでお伝えしました。
思い返すともっと伝わりやすい方法もあったのではないかと、反省もありますが、自分が現場で取材をし、得た情報をお伝えすることができました。

2023年も引き続き、ニュースの現場からお伝えする機会が多いかと思います。
ひとつひとつ丁寧に向き合って、アナウンサーとして現場でお伝えすることの意味を失わないようにお伝えしていきたいと考えています。

無論、このような事件が来年は起きないことが最大の願いです。

さて、写真はアンモナイトの化石です。
先日「アクセント」で取材させていただき、化石採集を体験した時に発見したものです。
場所はウタツギョリュウでもおなじみの南三陸歌津。
1時間を一瞬に感じるほど、集中して探していました。
化石発見の興奮も、皆さんにお伝えできていればうれしいです。

次は千坂アナウンサーです。

音楽あれこれ

堤 勇高

2022/12/12

幼稚園に通っていたころからピアノを習っていました。
中学3年生ごろまで10年ほど続けていた習い事ですが、高校進学以降はほとんど触れることもなくなってしまい、残念ながら今はすっかり弾けなくなっていると思います。

ピアノ以外にギターやドラムなどにも挑戦してきました。当然どれも素人の域を出ませんが、楽器を弾くこと自体は非常に楽しく感じます。

音楽に関して、弾くことと聴くことは多く経験してきましたが、一方でほとんど触れてこなかった分野があります。それが「音楽理論」の勉強です。
長調や短調、コード進行などなど……何となくわかっている程度で、ほとんど知識がありません。ピアノをはじめとしたこれまでの経験で、それぞれの音階の合う合わないは大体わかりますが「この曲はこの音階が使われているからこのコードだ!」「こういう雰囲気を出すにはこのコードだ!」などは全くわかりません。

正直実生活の中に支障が出ることはありませんが、勉強しておけばよかったなと感じる場面はいくつかあります。
一つは、メロディーがすごく好きな曲を見つけたとき。
似たような曲を探すのに、音楽理論を勉強しておけば、きっと的確に探せたのではないかと思うのです。今は好きな曲に出会えるかどうかはほぼ運次第です。
もう一つは、カラオケで的確にハモれるのでは?ということです。このメロディーにハモるためには音をいくつ分下げればよいのか?というのが即座に分かれば、きっと盛り上がりに一役買うと思うのです。

いずれも音楽理論が分からない私には「きっと」の世界ですが……。

写真は先日MCを担当した「オガステ」にて、オガメンのお三方と撮ったものです。
オガッタ ⁉ 最後のイベントで、番組内で生まれた曲が次々と披露されました。3人が歌や踊り、醸し出す雰囲気は、音楽理論など全く関係ない部分でその曲を好きになる魅力にあふれていました。オガメンの皆さん、5年近くにわたる長旅、本当にお疲れ様でした!

次は牧アナウンサーです。

お風呂のこだわり

堤 勇高

2022/11/18

全国屈指の温泉王国、群馬県で生まれ育ちながら、お風呂へのこだわりは全くと言っていいほどありません。

しいて言うなら、就職活動をしていたころ、大事な面接の前日に銭湯に通っていたことくらいです。

当時は大学生として東京に住んでいました。
東京はかなり銭湯が多く、私の一人暮らししていたアパートの近くにも一軒ありました。
広さとしてはドラマやアニメに出てくる銭湯と同じくらいかやや小さいくらい。

ただ、小さな露天風呂がついているのが特徴でした。
4人入ればいっぱいになるほどの石造りの浴槽、屋根付きですが一部だけ窓のような穴があり夜空を見ることもできました。

面接の前日、夜にその銭湯に行き、屋根の穴から夜空を見て、明日の面接では何を話すかなどをよく考えていました。

それ以来、宮城に来ても、銭湯のような大きなお風呂(特に露天風呂)に入る機会があると、そこで考え事をすることが多いです。
普段より捗っているという確信はありませんが、スマホなど気を散らすものも持ち込めないので、頭を整理するには悪くない環境だと思います。

さて、画像は気仙沼にある中華料理屋「いちりん」の黒酢酢豚です。
こぶしより大きな豚肉に濃厚な黒酢のタレを絡めたインパクト抜群の一品。
初めて食べましたが、ジューシー&ほろほろで、あっという間にごはんがなくなってしまいました。

次は寺田アナウンサーです。

こっそり教えます

堤 勇高

2022/11/04

サンドウィッチマンが大好きです。
M-1グランプリで優勝する少し前、テレビで漫才を見て大好きになりました。
検証したわけではありませんが、サンドウィッチマンのネタの一部を言ってもらえば、それが何のネタか、そのボケに対するツッコミのフレーズなどが分かる自信があります(笑)

そんな私がこっそり教える、あまりメジャーではない?地上波では見かけないネタが「マスター」です。
サンドウィッチマンというと宅配ピザのネタ、ハンバーガーショップのネタなどが有名だと思います。今回紹介する「マスター」はそんなサンドウィッチマンの「スタンダード」からは少し外れた設定です。
伊達さん扮するマスターが営業するバーに、富沢さん扮する、ミステリアスで愁いを帯びた男が客として訪れ、話は展開されていきます。

他のネタと同じく、年代も男女も問わず笑えるネタですが、もともと良い声の富沢さんが、いつにも増してシブい声でボケる面白さがプラスされます。謎の男への対応に痺れを切らし、どんどん辛らつになっていく伊達さんのツッコミも癖になります。

普段テレビで見るポップなサンドウィッチマンとは一味違う、でも面白さは変わらない、「味変」したサンドウィッチマンも面白そうと思った方は、ぜひ見てみてください。

さて、写真ですが気仙沼の商業施設「ないわん」の夜景です。肉眼で見たときは「ディズニーシーだ!」と思ってカメラに収めましたが、その「シー感」が全く伝わらないセンスのなさに絶望しております。

次は千坂アナウンサーです。

秋を感じます

堤 勇高

2022/10/21

色づく木々に秋を感じる方も多いのではないでしょうか。
モミジの赤、イチョウの黄色などなど……。

私は特にイチョウに秋を感じます。

私の通っていた小学校には「大イチョウ」と呼ばれるイチョウがありました。
7本のイチョウが集まって1本の木のようになっているもので、3階建ての校舎をはるかに超える高さと、中で人間が暮らせそうなほどの太さ、非常にインパクトのあるイチョウです。
市の天然記念物にも指定され、校歌では1番にも2番にも登場する、学校のシンボル。
秋になれば葉の色が変わり、黄金の大イチョウはインパクト倍増です。

ただ、紅葉の後には当然落葉のシーズンが巡ってきます。
7本の木が集合した大イチョウですので単純計算で落ち葉も7倍です。
周辺は「降り積もる」という表現が似合うほどに大量の落ち葉で埋め尽くされます。
掃除の時間にはその落ち葉を掃除する「大イチョウ」という持ち場があったほどです。

さらにイチョウで避けられないのがイチョウの実、銀杏の存在です。
風のある日は銀杏のボトボトと落ちる音が近くの教室まで聞こえるほど大量でした。
もちろんにおいもインパクト抜群でした(笑)

今でも銀杏のにおいが風に乗ってくると秋を感じるとともに幼少期を思い出します。
顔をしかめながらですが……(笑)

私の中で良くも悪くも秋を感じさせてくれるイチョウ。
写真は街路樹のイチョウですが、すでに色が変わり始めています。
そしてそこに隠れるかのように「ヤツ」もスタンバイしていました。
今年も大いに秋を感じさせてくれそうです。

次は梅島アナウンサーです。

お酒のはなし

堤 勇高

2022/09/28

20代も後半になり、これまで苦手だった種類のお酒をだんだんと飲めるようになっています。大人の階段を上っています。

そんな中いまだに苦手意識があるのが赤ワインです。
あの口に残る渋みがどうにも……。

超が付くほどの高級品を一度飲んでみれば、美味しさが分かるものなのか?
しかし高級品にチャレンジする勇気もなく、なかなか苦手意識を払しょくできずにいます。

苦手ならば別に飲まなくてもいいじゃないかという話ではありますが、ロックグラスでウイスキーを飲む人にシブいカッコよさを感じるように、オシャレなおつまみとともに赤ワインを嗜む人にエレガントなカッコよさを感じるのです。
一言で片づけるなら憧れですね。

日本酒を飲めるようになったのは宮城に来たことがきっかけ、ウイスキーが飲めるようになったのはコロナの流行でしばらくお酒を飲んでいなかったのが(多分)きっかけでした。

何かきっかけがあればきっと赤ワインも好きになるはず。
いまは焦らずにそのきっかけが来るのを待ちます。

写真はお酒のものを……と探したのですが、家飲みばかリだとお酒の写真って全然撮らないんですね。
遡って遡って、大学時代の写真です。
唯一赤ワインが写っている写真でした。
友人と出かけた先で試飲ができると聞いて、赤にチャレンジしたときのものだと思います。
この時は「きっかけ」にはならなかったみたいです。

次は「実は酒豪⁉」と噂の伊藤アナウンサーです。

ファミリー

堤 勇高

2022/09/15

先月、26歳の誕生日を迎えました。
20代もあっと言う間に折り返しです。

私の誕生日は8月2日。学校は夏休み期間なので、教室で友達に祝ってもらうというイベントにはものすごく憧れがありましたが、家族にはしっかりと祝ってもらっていました。飾り付けられたリビングやテーブルにならんだ手巻き寿司が今でも記憶に残っています。

社会人になり、新型コロナが流行し、誕生日に限らずですが会食が思うようにできないここ数年。誰かの誕生日会を開くことも、開いてもらうことも随分と減りました。
そんな近年の誕生日ですが、変わらず家族からはお祝いのメッセージをもらっています。なかなか帰省できていない中、ありがたい限りです。

もちろん社会人になってから、家族以外に全く祝ってもらわなかったわけではありません。会社の同期の間では、毎年プレゼントを贈りあっています。

そんな同期からは以前「ファミリー」をもらいました。
ファミリー……シルバニアファミリーです。
かわいい人形やミニチュアの家などのおもちゃです。

誕生日前に「何か欲しいプレゼントは?」と聞かれ、ふざけて「家かなぁ」と答えたところ、シルバニアファミリーの「家」を贈ってくれました。軽口を100倍にして返されました(笑)

ちなみに「車」と答えた年にはレゴでつくるフェラーリをくれました。家も車も同期からもらえる、幸せ者です。

さて、写真は先日取材させていただいたyoutuber、「MELOGAPPA」のお二人とながの社長です。MELOGAPPAのお二人も、ながの社長と部下さん(顔出しNG)のお二人も、家族のように息ピッタリでした!

次は千坂アナウンサーです。

今年の夏の総括

堤 勇高

2022/08/25

今年の夏は海に行って、釣りをして、バーベキューをして、私の思う「王道の夏」を満喫しました!
といっても取材で、しかも全部を1日に詰め込んでの満喫でした。

先月、松島湾に浮かぶいかだの上でサウナに入る「海上サウナ」を体験してきました。
非常に良く晴れて、夏真っ盛りという言葉が似合う1日でした。
穏やかな波を感じながらのサウナ、水風呂替わりに海にダイブ、サウナの気持ちよさと海の解放感からくる気持ちよさ、2倍以上楽しめるサウナでした。

さらにそのいかだを拠点に船で沖へ出て、人生初の海釣り体験。
糸の垂らし方や魚がかかったときの吊り上げ方など、手取り足取り教えていただきながらの海釣りでしたが、竿に手ごたえがあった時のドキドキに初心者ながらハマってしまいそうでした。

そして吊り上げた魚などの食材を使っていかだの上でバーベキュー。
自分で釣った魚はまさに一味違いました。

海、マリンアクティビティー、バーベキューと夏の楽しみを駆け足で周回したようなロケ。
あの1日が今年一番「濃い夏」を感じた日でした。

写真は藤崎前で撮った七夕飾りです。
下からのぞくと水色と白の千羽鶴が降り注いでくるような景色が見られ、非常に涼やかでした。
これも仙台には欠かせない夏要素ですよね。

次は牧アナウンサーです。

水のこだわり

堤 勇高

2022/08/03

正直なところ、水にあまり強いこだわりはありません。水道水も、ペットボトルの水も、ガブガブ飲みます(笑)
そんな私が、以前水を選ぶ際にこだわっていたのは硬度です。絶対に軟水を選んでいました。

理由は単純に味です。
軟水は飲んだ後口の中に何か残る感じはしません。一方で硬水は飲んだ後に口の中に独特の風味が残る気がします。

水を飲んだ後は口の中が「無」であってほしい私としてはこの硬水の風味があまり得意ではありませんでした。風味以外にも体に及ぼす効果の違いなどあるそうなのですが、幸か不幸か、それを感じられるほど繊細な体を持ってはいません。

大学の卒業旅行で海外に行ったとき、旅行先は硬水が一般的な地域で苦労しました。売っている水、レストランで飲む水、ほぼすべてが硬水で「やっぱり自分にはしっくりこないなぁ……」と思いながら飲んでいました。

ただ、人間の体は不思議なもので、硬水を数日も飲み続けていると、あの苦手だった風味が全く苦ではなくなっていました。「結局こだわりじゃなくて慣れじゃないか!」と自分に突っ込んだのも一つの旅の思い出(?)です。

写真は先日人生で初めて食べたイカ墨パスタの写真です。
ちなみにパスタを茹でるときは硬水の方が麺にコシが生まれて良いそうです。

次は梅島アナウンサーです。

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