金澤 聡
2013/03/14
時間の経過のとらえ方は、その人の境遇によって異なっていると思います。
『もう2年』
『まだ2年』
東日本大震災から2年が経ちました。
今年も楽天のキャンプ地・沖縄県久米島で聞いた、震災の義援金を呼び掛ける声。
遠く離れた南の地には、『まだ2年』という意識がありました。
「ともに復興へ」という思いは、距離とは無関係なんだと再確認させられました。
一方で、
復興が遅々として進んでいないと感じている方には、もう2年も過ぎてしまったと
忸怩たる思いでいらっしゃるでしょう。
Jリーグは開幕しました。
開幕宣言したのは、元ベガルタ仙台に所属していた佐藤寿人選手。
今年も被災地復興に、サッカー界がサポートし、深く関わっていくことを宣言しました。
ベガルタ仙台も、希望の光として復興の力になりたいと強く思っています。
サッカー界も『まだ2年』という意識。
翻って、私自身も、番組などを通じて復興の一助になりたいと思いながら、十分な事ができず、
もう2年が過ぎました。
これからできることは何か。まだまだたくさんあるはずです。
『まだ2年』 です。
次回は、広瀬アナウンサーです。