金澤 聡
2023/03/30
ホワイトデーには辛い涙で溢れる思い出しかありません。
でも、それは意中の人からチョコをもらえず、お返しができなかったからではありません。
青春の淡い恋が成就しなかったからでもありません。
ホワイトデーの頃は、花粉症で辛いのです。
いまでこそ私には効果のある花粉症の薬が市販で売られるようになったので
早めの対処ができるようになり、くしゃみと涙で明け暮れる春ではなくなりましたが、
ひと昔は病院に行って診察してもらわないと薬が処方されなかったので
忙しさにかまけて診療を怠ると
辛く涙で溢れるホワイトデーを迎えることになってしまうのでありました。
くしゃみで眠れず、鼻づまりで息苦しく快眠できず、
寝不足と花粉症で目は充血。
ホワイトデーから葉桜になるころまでは
泣き腫らしたような顔で画面に出ていました。
入社2年目の春、桜の開花についてリポートしたとき、
花粉症の影響で鼻声とうるんだ目で中継したので
先輩から
『そんなに仙台の桜が開花したことに感動したの!?』
と言われたのを覚えています。
涙、涙のホワイトデー。
そういえば…、
子どもの入学式も卒業式も花粉症のせいで目に涙が…。
次は、下山アナウンサーです。