金澤 聡
2022/04/05
4月になりました。
進学、就職などで新天地へ引っ越しや移動する春です。
駅の新幹線のホームで見送ったり出迎えたりする風景は、今年は難しい春です。
先月の地震の影響で新幹線の一部区間が不通となり、移動が困難な状況になりました。いまも続いています。新型コロナに地震にとこの春に入学式、入社式を迎えられる方には、大変な状況になりましたが、今後、幸多からんことを願うばかりです。
先月、サッカーJ2リーグのいわてグルージャ盛岡と栃木SCの試合を実況するため岩手県北上市へ新幹線で向かう予定でした。しかし、当時東北新幹線は上下線とも全線運休でしたので、仙台から北上までJR東北本線で乗り継ぎ2回、合わせて3時間近くかけての移動となりました。新幹線移動でしたら約50分。特急列車の存在の大きさを実感しました。
各駅停車の列車で県堺のトンネルを越え、北上の競技場に到着すると、そこは雪国でした…。春まだ遠く、雪解け待つ状態でした。気温は3度。
ホーム開幕戦を迎えたJ2初昇格の岩手が試合終了間際に同点に追いつて競技場が熱を帯び、体感的に気温が上がったような気がしました。岩手のチームには一足早く少しだけ春が来たゲームした。
帰りの車中に思いました。
今度は、各駅停車で「平泉駅」か「一関駅」で降りて、家族で蕎麦と観光を楽しもうと。
そう気付かせてくれた、疲労感と高揚感が混じった各駅停車の移動となりました。
次は。飯田アナウンサーです。