好きな寿司ネタ 金澤 聡 2023/09/11 年齢がアラフィフになってきた頃から、お寿司でよく食べるようになったのは、『巻き物』です。かんぴょう、カッパ、鉄火、納豆、ネギトロなど巻き物であれば何でも好んで食べます。具材の美味さは酢飯と海苔の香ばしさに包まれるとより引き立つということを今更ながら認識しハマっています。今夏の猛暑で食欲がなくなっても巻き物だけは不思議と食べられました。さて、今年は久々にお盆に帰省しました。実家は連日酷暑で、日中の気温が38℃を超えた日もありました。日差しは皮膚を刺すように照らし、道路は陽炎でもやもやとゆらめき、外に出れば汗でしとどになる危険な暑さでした。熱中症予防のためにと、お腹が水でタプタプに膨れるほど塩分入りのドリンクを喉に流し込んでいました。当然、食欲はなくなります。日が沈んでも気温が下がらない夕食時、夕飯を作るのも面倒だということで珍しく父親が夕食を近くのスーパーで買ってきてくれました。食卓に並べられたのは、大量の「鉄火巻」「ネギトロ巻」「納豆巻」です。父親は言いました。『こんなに連日暑いと巻き物しか食べられないよ』間違いなく親子であると認識した久々の帰省でした。次は、梅島アナウンサーです。
再会 金澤 聡 2023/08/28 この夏、函館・五稜郭タワー内の土方歳三像に再会してきました。前回は、北海道新幹線が開業して2年後くらいに訪れたので、5年ぶりの再会でした。今回は、北海道を舞台に描かれたマンガ「ゴールデンカムイ」の展示会が函館で開催されたので、息子の夏休みに合わせて訪れました。「ゴールデンカムイ」のストーリー上、(ネタバレでしたらすいません)最後の決戦の地が函館で、しかも、土方歳三も重要なキーパーソンとして出てきます。ですから、今回の函館での「ゴールデンカムイ展」は、ファンにとっては、いわば聖地巡礼となる展示会となるわけです。我々親子は、聖地でメモリアルなものは嬉々として写真に収めてきました。五稜郭にいって、このあたりで戦いが行われたのではないかとか、マンガに描かれた建物があれだとかこれだと言いながら、探訪してきました。せっかく函館五稜郭に来たならば、タワーに上ろうということで行った先に土方歳三像があったわけです。私の過去の写真を見ると、撮影された形跡があるのでたぶん、おそらく、間違いなく、再会なのだと思います。前回は、ただの観光、今回は聖地巡礼ということで、土方歳三像に対してのインパクトが全然違うので、記憶の格差が生じたのだと思います。ちなみに今回の函館は、日帰り弾丸ツアーでした。ゴールデンカムイ展と五稜郭にいって、すぐ仙台に帰りました。レンガ倉庫に行くのを忘れました…。もったいない…。次は、堤アナウンサーです。
暑い日のお供 金澤 聡 2023/08/14 毎年、夏になると「アナ・ログ」でスイカのことを書いているような気がしますが、今回のテーマ「暑い日のお供」は、そのスイカです!また登場です。書くことも尽きた感じがしますが、夏の暑い日は、ほぼ毎日スイカを食べます。まさにお供です。この季節になると、スイカの移動販売のトラックが家の近くにやってきます。トラックから演歌を流してやってくるのですぐ分かります。毎週水曜日と日曜日の決まった時間にやってきます。水曜日は比較的、買いに来るお客さんが少ないので穴場です。ときに、1500円の大玉を「きょうはお客さんが少ないので1000円でいいですよ」なんて粋なことをおっしゃるので、水曜日はスペシャルデーになる事があります。穴場です。なぜこんなにスイカが好きになったのか。かつてMCをしていた仙台放送の情報番組『ヨジテレビ!』でスイカの美味しい切り方を教わってからだと思います。写真のスティック状にした切り方がそれです。スイカを地球に例えると、糖度が高いのは、マントル部分ではなく、中心部の「核」の部分です。その「核」の部分が、必ずカットしたスイカのトップの部分にくるようになる切り方です。目からスイカの種ではなく、うろこでした。この方法ですと、カットしたどのスイカを手にしても、糖度の高いスイカを食べることができます。あれこれ書いてもなかなかカットの方法は伝わらないのでスタッフが許してくれるなら、毎週土曜、午後6時30分の『スポルたん!NEO』で実践したいと思います。その時は、スイカ切り包丁も紹介させていただきます。スタッフが許してくれるならです…。次は飯田アナウンサーです。
まつり 金澤 聡 2023/07/25 まつりで子供のころ記憶にあるのは大宴会とちらし寿司です。毎年地元の夏まつりの日には、親戚一同が大挙して我が家に集合し、1年でこの時にしか使わないレーザーディスクの大型カラオケ機での大カラオケ大会が催されます。歌に興味がなく、絶対に歌わないと宣言した人も無理やり歌わされますが、マイクを握る人の声よりも周りの合唱の声が大きく、カラオケ大会なのか何なのかよく分からない、まつり会場より盛り上がりの激しい大宴会が開かれていました。一方、子供たちは、大人たちのカラオケ大宴会の隣で、お寿司などの “ご馳走の取り合いまつり” が始まります。こうなると親戚の兄や姉との取り合いに屈し、なかなか食べられない子供が出てきますので、子供たちには必ず海鮮ちらしが平等に振る舞われました。大人たちの喧騒の中、落ちついてご馳走を食べていた記憶が残っています。しかし…あの大きいレーザーディスクのカラオケ機器(分かりますか?)はいつ買ったのだろう。いくらしたのだろう。いまどこにあるのだろう。そんな事をいっても、later festival そう、後のまつりです。さて、8月5日(土)6日(日)、夢メッセ宮城で仙台放送「みやぎ元気まつり」が開催されます!カラオケ大会やちらし寿司はありませんが、夏休み中のお子さんが大満足するイベントやブース、そして、美味しい食べ物も用意していますので是非、お越しください!次は寺田アナウンサーです。
夏と言えばこの曲! 金澤 聡 2023/07/03 16歳の時に衝撃を受けた曲が、Bz『BAD COMMUNICATION』もう30数年前の出来事ですが、いまでもあの衝撃は覚えています。一言でいえば “カッコいい” それだけの理由です。夏の部活の合宿中、終わりの見えないダッシュ練習が続き、体力的にも精神的にも限界に達したとき、あの曲を口ずさみ気力を奮い立たせていました。不思議と、溜まっていた乳酸が一気に解放され走り続けることができた魔法の曲でした。しかも、翌年には『BAD COMMUNICATION』の英語バージョンを収めたミニアルバムが発売され、英語の学力UPには最適だと思い発売日に即購入しました。部活の苦しい練習の時に英語バージョンを口ずさみ、気力はより回復できていたような記憶はありますが、学力向上に繋がったかどうかはいまや忘却の彼方です。記憶にございません。いまでも夏にBzの曲が聞こえてくると、夢じゃなく、あれもこれもと心の中で熱いウルトラ・ソウルが湧いてきます。写真は、今年開業した日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOです。先日訪れた時、屋根が開放されていました。北海道の夏は湿気が少ないので、この球場で真夏の野球観戦は最高でしょう!サウナ観戦で心身を整えることもできます。野球観戦以外でも、家族や仲間で楽しめるイベントが盛りだくさん!新たなエンターテインメント空間だと感じました。次は梅島アナウンサーです。
気分が上がるお弁当 金澤 聡 2023/06/16 お気に入りの弁当箱は、「曲げわっぱ」です。写真の曲げわっぱの弁当箱です。長年愛用してきたのと、食洗器で洗ったため、少しめくれあがってきています。そろそろ2代目にしようかと思っていますが、今使用している容量が、お昼に私が食する適量なので手放しがたいのが現状です。そして写真の “なぜピーマン”…。これは、私は幼少のころからピーマンが大好物。お弁当には、必ずピーマンを入れてくれと常に親に懇願していました。なぜそこまでピーマンを愛するようになったのかは自己分析できていませんが、いまでもお弁当にピーマンを入れて下さいとお願いしています。当然、ピーマンの入っていない日もありますが、その日のお昼は、どこか一抹の寂しさを感じています。飽きないのかと問われても、不思議と飽きないのです。かといってお昼に中華屋さんにいって必ずチンジャオロースーを頼むのかと言われたら、そうでもありません。むしろお店でチンジャオロースーを注文したことは一度もありません。いま自己分析するにお弁当の中のピーマンではないとダメだということなんだと思います。お弁当箱を開けた瞬間に、緑が視界に入った瞬間、気分が上がります。たまに、ピーマンではなく、“つま” だった時もありますが…。次は、寺田アナウンサーです。
学生時代のアルバイト 金澤 聡 2023/06/05 学生時代のアルバイトはほとんどが飲食店でした。当時はバブル真只中で、どこの飲食店も平日だろうが休日だろうが全く関係なくとにかく連日大盛況でした。引きも切らずにお客さんがきて、「店員さん!注文お願いします!」「店員さん!とりあえずビール2つ、生で!」「店員さん!まだ注文していたのが来ないよ!」「店員さん!トイレどこ?」新規のお客さんを席に案内している間も、他のお客さんの注文を受けているときでも、休憩室に入ろうとドアノブに手をかける直前まで、常にお客さんに呼ばれていた記憶があります。会計時は決まって、「店員さん!領収書お願い!」でした。前(株)か、後ろ(株)か、(株)なしか、(有)か、個人名か、常連のお客さんの領収書の宛名は、勝手に覚えるようになっていきました。ただ、声を掛けられ続ける喧騒的空間と目が回る忙しさから解放されたかったのかは忘れましたが、自ら声を発する場内アナウンサーのアルバイトがとても楽しかったのを覚えています。1993年にサッカーJリーグは始まり、どの試合も観客は超満員状態でした。当時サテライト(2軍)チームの試合にも多くのサポーターが詰めかけていました。私は、浦和レッズサテライトチームの試合の場内アナウンスを担当することができ、「水内猛―――!」 ※元ベガルタ仙台FW「岡野雅行――――!」※「野人」こと元日本代表など選手紹介で声を張り上げていました。好きなサッカーのアルバイトができ、プロ選手を間近に見られ、領収書をせがまれない世界が幸福な時間でした。あれからJリーグも私も30周年。感慨深いものがあります。写真は、2018年サッカー天皇杯決勝でベガルタ仙台と浦和レッズが対戦し、浦和優勝の表彰式のときです。これまた感慨深い瞬間でした。次は、牧広大アナウンサーです。
旅あれこれ 金澤 聡 2023/05/10 さて、今回からテーマは「旅あれこれ」です。私にとっての旅の醍醐味は「出会い」です。行く先々で人や美味しいものとの幸福な出会いがあり日々のストレスから解放され心が充電された感覚になります。その逆もありまして、先日、人との出会いがきっかけで高揚した旅に繋がりました。昨年、アニメとコラボしたとあるイベントに参加した際、そのアニメの出版社の担当編集者の方とご一緒する機会がありました。親子ともどもその出版社のコミックスの大ファンだとお伝えしたところ「一度会社にお越しになれるといいですね」と、当然社交辞令だと思われるお言葉を頂きましたが、あまりに興奮して周りが見えなくなってしまった私は、「是非!伺います !!」と直線道路をフルスロットルで駆け抜けるレーサーのごとく疾風怒濤の返事をしてしまいました。優しい編集者の方は、「ぜ、ぜひ、いらしてください!」とおっしゃったのです。勢いに気圧されたわけではないとは思いますが…。ということで先日、編集者の方にイベントの御礼に東京へ赴きました。編集者の方のご厚意で、結果として会社見学にもなりました。あくまでご厚意です。駄々をこねたわけではありません。まさに、マンガのような夢のような時間を過ごせました。ありがとうございました。このように出会いがきっかけで旅に繋がることはあります。旅も出会いも大切に、一期一会です。決して厚かましい態度などしてはいけません。お気を付け下さい。お前が言うな、はい、その通りです…。次は下山アナウンサーです。
お茶の話 金澤 聡 2023/04/28 2022年12月2日、サッカーワールドカップカタール大会で日本代表は強豪スペインに勝利ました。「三苫の1mm」があった試合です。三苫薫選手がエンドラインぎりぎりでボールを残し、田中碧選手がゴールに押し込み逆転でスペインに勝利した、あの試合です。無敵艦隊と言われているスペインに日本がワールドカップで勝利する日が来るとは…興奮と感慨深い気持ちが入り混じった記念すべき日に個人的にはなりました。後日、田中碧選手が伝統的工芸品「南部鉄器」を愛用していることが話題になりました。話題になってすぐ南部鉄器を購入しました。田中選手は海外移籍した際に、現地で鉄分がとれる食材が少ないのが悩みだったため、南部鉄器の鉄瓶を使い始めたそうです。私は鉄瓶ではなく急須を購入しました。毎朝欠かすことなく、南部鉄器の急須から注がれるお茶を飲んでいます。鉄分が影響しているかどうかはわかりませんが、口当たりがとてもまろやかなお茶になります。「三苫の1mm」があったからこそ、毎朝美味しいお茶が飲める幸せを感じることができると勝手に思い込んでいます。ありがとう、三苫選手、田中選手、そして、VAR!さて、最近はWBC日本代表の優勝で歓喜に沸きました。たっちゃんの「ペッパーミル」が話題になりました。すいません、購入していません。ペッパーミルで挽いたコショウは、香りや風味が段違いに違うといいます。あと1mm心が動けば、購入します。まだ悩んでいます。次は、下山アナウンサーです。
子どものころに読んだ本 金澤 聡 2023/04/07 確か毎週水曜日だったような気がします。学校の近くに公民館があって、1階の一部に図書コーナーが設けられていました。おそらく小学校低学年の図書貸し出しの日が毎週水曜日だったと思います。小学1年生か2年生の時、水曜日の学校帰りは必ず、仲の良かった友達2人と私の3人で公民館の図書コーナーに足を運んでいたのを覚えています。ひざを突き合わせて、色んな本を持ってきて3人で一緒に読んでいました。詩集に書いてある擬音語や擬態語にケラケラ笑ったり、UFOの本を手にして、UFOを「見た」「見ない」、宇宙人は「いる」「いない」でケンカしそうになったり、職業に関する本を持ってきて、将来友達が何の仕事をしそうか勝手に決めたりしていました。一番よく読んでいたのは、というより見ていたのは『図鑑』でした。その中でも確か『昆虫』『魚』『宇宙』『地球』は3人でよく見ていた記憶があります。育った環境が田舎だったので虫取りや魚釣りをして遊んでいましたし、星がきれいに近くに見えていましたし、雪が1m以上積もるなど四季がはっきり分かれていたので、その4つの図鑑をよく手にしていたのだと思います。図書コーナーが部屋の角に位置していて、やや薄暗く隠れ家的な感じでしたので子どものちょっとした好奇心や冒険心みたいなのをくすぐっていたのかもしれません。当時の名残かどうかわかりませんが、大人になってからずっとそうですが、毎週1回は本屋さんか図書館にいかないと体がムズムズしてきます。写真は、たぶんあの当時の図鑑には載っていなかった黄金のウーパールーパーです。次は高橋アナウンサーです。