ヨーロッパといえば 金澤 聡 2024/07/22 いよいよ今週金曜日にパリオリンピックが開幕します!4年に1度のスポーツの祭典に宮城ゆかりの選手も多く参加します。中でも、メダル獲得に期待がかかるスケートボード・赤間凛音選手(仙台市)や男子バレーボール日本代表・小野寺太志選手(名取市)に注目しています。赤間選手はケガの影響もあって東京オリンピックの舞台に立てず、今回は、まさに捲土重来を期す大会。パリオリンピック仕様の大技を引っ提げて臨むと話しているだけにますます期待は高まります。小野寺選手は、春高バレーで実況して以来ずっと注目していた選手。中学3年生のときにバレーを始め、東北高校時代に才能が一気に開花。東京に次いで2度目のオリンピック舞台となるパリで自身は『世界一のミドルブロッカーになる!』と誓い、宮城県出身の男子バレーボール日本代表選手としては初のメダル獲得者になることを目指します。さて、パリといえばエッフェル塔。写真は、本物のエッフェル塔ではなく、マカオにある本物を模したホテルです。今から6年前にマカオに行ったときに撮影したものです。ヨーロッパにちなんだ写真がないか必死に探った結果、これしかありませんでした…。次は、高橋アナウンサーです。
夏が始まった 金澤 聡 2024/07/12 以前、この「アナ・ログ」に書きましたが我が家では、真っ黒なウサギを飼っています。当たり前ですが、ウサギは年中柔らかい毛に覆われています。我が家のウサギは、冬の間は、ふわふわのカーペットの上に身を縮めて長時間同じ体勢で座っています。夏がはじまると、警戒心の強い我が家のウサギですが、写真のように、フローリングの床に涼を求めてべたーっと腹ばいになります。鼻もいつも以上にヒクヒクさせます。暑い中、厚手の毛布に全身くるまっている状態ですので警戒心など忘却の彼方、なりふり構ってはいられないのでしょうね…。普段、自分からは絶対に寄ってこないウサギですが、さすがに暑かったのか、SOSの手を私の足の指に伸ばしてきました。その瞬間の写真です。今年の夏も酷暑になりそうですので、我が家のウサギにとっても艱難辛苦の夏がはじまりました。クーラーで一日冷やすとなると、我が家の財布にも艱難辛苦の夏がはじまります…。今回のテーマ「夏がはじまった」は私で終わりです。次回からは、新たなテーマ「ヨーロッパといえば」です。飯田菜奈アナウンサーからスタートです!
憧れます 金澤 聡 2024/06/21 運動系の趣味・特技がある人に憧れます。毎朝、腕立て伏せはしていましたが、これまで何だかんだと理由をつけて運動らしい運動をしてきませんでした。加えて、数年前に右ひざの大ケガをしてからは、ますます運動から遠ざかってしまいました。『憧れるのをやめましょう』このフレーズにいとも簡単に感化された私は運動を始めました。筋トレを始めました。ジムに通ってみました。毎朝6時前に起きて、トレーニングをしています。毎日筋トレするのは効果が薄く、1日おきに鍛えると筋肉量が増えると教わったので、一日休筋日にして、その前後に目一杯負担をかけます。休筋日には、ランニングマシンに乗って持久力を鍛えています。果たして、この憧れはいつまで続くのか?そして、健康が目的ですが、それ以上に鍛えてどうするのか?答えは定まりませんが、趣味・特技とはっきりと自信をもって口にできるまで頑張ってみようと思います。写真は、筋肉をつくるのに良いと言われているアーモンドです。いま、暇さえあれば食しています。何になりたいのか、何に憧れているのか、アーモンドを食べながら五十路の私は日々考えています。次は、下山アナウンサーです。
雨の日どう過ごす? 金澤 聡 2024/06/10 休日の雨の日の過ごし方は、お気に入りの喫茶店に開店と同時に入って、実況の準備をして、合間に本を読んでいます。平日の休みが多く、とくに雨の日の朝は、それほど混雑していないのでお気に入りの席に座ることができます。コーヒーの香りに包まれた店内にいるとなぜか落ち着くことができて、集中できます。時間が過ぎるのが早く、あっという間にお昼を過ぎてしまいます。休日の前日の天気予報で雨マークがあると、少し嬉しくなります。遠足の前日みたいに、ソワソワしながらどの本を読むかを思案します。突然ですが、写真はなんでしょうか?ご存じの方は、なかなかな旅行好きな方だと思います。正解は、ベトナムの観光地ダナンのビーチに置かれている “ゴミ箱”です。親戚が先日、観光旅行に行った際、送ってくれた写真です。くちばしのところと、後ろに設置してあるかごにもゴミを捨てられるようです。わざわざゴミを捨てにいきたくなるゴミ箱。かく言う私も、わざわざ雨の日に本を読みに喫茶店に出かけているので、似たようなものか…。次は、下山アナウンサーです。
言葉にまつわる話 金澤 聡 2024/05/27 言葉に関わる仕事をしていますが、うまくいった回数より、失敗した数の方が断然多いです。若いときは、失敗に拘泥しすぎてはいけないと分かっていても、なかなか払拭できず、落ち込んでしまい、モチベーションが低下して、また失敗してしまうという負のスパイラルに陥っていたわけです。そんな自分を見かねて、ある大先輩がこんな言葉をかけてくれたのを覚えています。「失敗したらまず報告して謝ること」「失敗した理由を考えて、同じような失敗を繰り返さないようにすること」そして、「それでも失敗したら、深く謝りなさい!」こっちはこっちで謝罪のスパイラルですが、言葉で助けられたことも多々あるわけです。写真は、仙台市内のとある名店のお寿司屋さんのにぎり1人前。ルーキーだったころ、このお寿司のリポートを担当しました。一口食べての私の感想。「いや~、おいしい! 実にうまい!」これしか言えず、やらかしてしまったと猛省しました。帰社するなり、大先輩のところに「報告」と「謝罪」へ。すると、「うまいものは、うまいんだから、『うまい』っていうしかないよな!」落ち込んでいる私をフォローしてくれたのか、本音なのか、真意は分かりませんが、言葉によって救われたのは間違いありません。次は、飯田アナウンサーです。
昭和 金澤 聡 2024/05/15 私が生まれた年の出来事。札幌オリンピック開催、沖縄返還、田中角栄内閣発足、パンダが初来日…。昭和の出来事です。今春、息子が中学校を卒業しました。「第2ボタンを誰かにあげなかったのか?ハハハー」なんて冗談交じりに言ったら、息子はきょとんとしています。「鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしているなーハハハー」なんてことを言ったら、静止画のように動かなくなりました。昭和の会話です。先日、サッカー中継の準備をしている若いディレクターに「準備はどう?」と聞いたら『ほぼ終わりました!』と若手が答えたので、「ほぼブラジルだな!ハハハ―」なんてことで返したら、ディレクターは『ブラジルじゃないです』と真顔で答えていました。昔いたんですよ、“ボボ・ブラジル”という名の頭突きしかしないプロレスラーが…。昭和のしょうもないダジャレです。写真は「スポルたん!NEO」のOA直後に撮ったものです。私はいつも両手でガッツポーズをしてしまいます。(※ガッツポーズの名前の由来をご存じの方は、昭和世代です)気遣いの梁さんは、私のガッツポーズを見て合わせてくれて、西ノ入アナウンサーも忖度してくれて同じポーズをしてくれました。ありがとうございます。ベガルタ仙台の相良選手は21歳。私も相良選手のような佇まいで写真に写りたいのです。写真を撮るときピースかガッツポーズをしないといけないと思うのが昭和世代でしょうか。昭和の団塊ジュニアのみなさんいかがでしょうか。テーマ「昭和」は私のバブルのような話で最後した。次からは新しいテーマ、トップバッターは千坂アナウンサーです。
春と言えば! 金澤 聡 2024/04/17 新年度の2024年度が始まりました。春といえばスタートの季節。新たな環境でスタートし、新たな気持ちで一歩を踏み出した方も多いのではないでしょうか。素晴らしい門出になることを陰ながら応援しています。さて、私にとっての春は、読書の春です。春になると書店に足繁く通います。書店にいくために時間を作っているといっても過言ではありません。毎年、新年度になると、新たな知識や見識を注入し、深めることから始める!と決めています。その知識をどこから注ぎ込むかというと、本からが多いのです。ですから、私にとっては、新たな知の源泉を求めて書店に通う “読書の春” になるのです。先日、あるサッカークラブのフィロソフィーに関する書籍を購入しました。読み進めると、自己啓発やビジネス書に近い内容で、当初求めていたものと全く違いましたが、興味深く読めて人生訓として大変勉強になりました。ジャンルに関係なく、幅広く色んな本を読むことで知識が繋がり、より深く物事を知ることがあります。その探求が、春読書の醍醐味で新たな一歩を踏み出すエネルギーになったりします。本当は、これが1年続けばいいのですが、堪え性がない私は春の嵐で終わるのです、残念ながら…。【写真】春休みに福岡から仙台に遊びにきた友人家族にいただいたお土産。博多土産の定番、明太子おせんべい「めんべい」の梅かつお味バージョン『うめんべい』をいただきました。太宰府市の梅を使用し、福岡農業高校の生徒と共同開発したもので、かつおの風味とうまみが梅の香りにほのかに包まれて、やめられない、とまらない絶品です!あっという間に食べてしまいました。ぜひ、ご賞味ください。
新年度 2024 金澤 聡 2024/04/03 私には息子が2人います。3月は中学校と小学校の卒業式が同時にあり、新年度の4月には高校と中学の入学式を同時に迎えます。別れの3月と新たな出会いの4月を2人同時に経験することになります。改めてご卒業された方、これから入学式を迎える皆さん、誠におめでとうございます。ただ、私にとってあまりおめでたくないのがこの季節。花粉症です。それにしても、何とかならないものでしょうか。寛解する特効薬的なものが世の中に出てくることを、かれこれ30年くらい待っているのですが、なかなか出てこないですね。一時的に対処する薬はありますが、これも一日完全に症状を抑えるものではありませんし…。“放送中は、花粉症の症状なんて一切でません!” などというプロ根性丸出しな現象などなく、OA中にマイクをOFFにしてくしゃみを連発しているというのが実状。プロとしての自覚が足りないのか、精神修行が足りないのかは分かりませんがとにかくくしゃみがでます。この季節の卒業式、入学式は、目が赤く腫れ、鼻をすすっているので、式の始まる前から終わった後でも、感極まって泣いていると勘違いされていると思います。まぁ、季節に関係なく、自分の子供の成長を思うと急に花粉症を発症することもありますが…次は寺田アナウンサーです。
東日本大震災13年 金澤 聡 2024/03/19 私には息子が二人います。次男は東日本大震災が発生した2011年に生まれました。小学校を卒業し、この春から中学生になります。この年の宮城県内の出生数は18,062人です。2011年に生まれた子供たちに震災の認知度調査を行った結果、東日本大震災発生年月日を正確に回答できなかった児童が2割弱もいたという新聞記事を読みました。驚いたのと同時に改めて震災を伝える重要性と責任を感じました。宮城に存在するプロスポーツチームは、震災発生直後から支援物資の運搬や炊き出しなどの復興支援に携わり、いまでも被災地訪問などの社会活動を通じて震災復興を続けています。実際には震災を経験していない選手が増えていく中で、被災地チームの存在意義をチーム全体で共有し継承しています。毎年3月11日午後2時46分に震災で犠牲になられた方へ哀悼の意を表し黙祷を捧げています。「2011年3月11日」発生年月日とともに震災の教訓や命の尊さを伝えていきたいと思います。※写真は、今年の荒浜の海岸です次は堤アナウンサーです。
最近こんなことしています 金澤 聡 2024/02/27 仙台放送では、3/24(日)まで『ゴールデンカムイ展』を開催しています。『ゴールデンカムイ』は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に連載されていた漫画です。明治末期の北海道・樺太を舞台にした金塊をめぐるサバイバルストーリーで、アイヌ文化も丁寧に描かれています。この漫画にうちの小学生の息子が夢中…、いわゆる“ドハマり”しまして、去年の夏、函館で開催の『ゴールデンカムイ』展に行きたいと懇願され父子ふたりで夏休みに聖地巡礼に行ってきました。私は単行本全31巻(集英社)を慌てて一気読みしてから函館に向かったので、内容把握も薄いままの展覧会となりました。息子が興奮して展示物を凝視している横で、私が適当に相槌を打っているとそのうち何も話しかけてくれなくなりました。なんとも言えない虚しさと寂しさを感じました。そして、今回は仙台での開催!息子は仙台開催も行きたいということなので、私にとってのリベンジの舞台がやってきました。今回は、当然意気込みが違います。しっかり全31巻を熟読して臨みます。読み返してみると迫力ある戦闘シーンとスリリングな展開の中にアイヌの文化と精神がうまく織り交ぜられていて「生きるとは?」「民族とは?人間とは?」「自然と共存するとは?」など色んな事を考えさせられます。ユーモアもたっぷり散りばめられているのがミソです。(“オソマ”ではありません! ※ゴールデンカムイをお読みになっている方にはお分かりになるかと…すいません)ですから、最近は専ら『ゴールデンカムイ』を読み返しています。あっ、今回の『ゴールデンカムイ展』は金曜日が「白石吉竹フライデー」ですので金曜日に行く予定です・笑次回は、佐藤拓雄アナウンサーです。