アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

お部屋づくりのこだわり

金澤 聡
2021/03/29
高校卒業後から一人暮らしを始めました。その頃から部屋探しの鉄則は、“東側に窓があって、朝日が差し込むこと”
高校の頃は朝が苦手で起きられず親頼りだったのですが、大学生になったら一人暮らしなので、当然親に甘えられず自立せざるをえない状況になります。ならばと、目覚まし時計(2個)に加え、朝日が直接顔に照らして起きるように部屋を配置していました。
東側の窓のカーテンに隙間を作り、ベッドの位置を調整して、顔にピンポイントに日差しが当たるようにしていました。
季節ごとに微妙に日差しの角度が変わるので都度微調整しながらですが、雨や曇りの日はご想像り、目覚まし時計をいつ止めたのかわからないほど深い眠りに入ったままですが…。

さて、今住んでいる家も東に窓があり朝日が降り注ぎます。年齢とともに勝手に朝は起きるようになりましたので、カーテンに隙間は作っていません(笑)

いま部屋づくりのこだわりは、“シンプルで緑多め”です。あまり物を置かず、緑に囲まれているのが落ち着きます。部屋の角には何かしらの植物を置いています。
観葉植物が好きすぎてジャングル化にしたいのですが、“シンプルに”の定義が壊れますのでほどほどにしています…。

次回は寺田アナウンサーです。

東日本大震災10年

金澤 聡
2021/03/12
2011年3月11日の地震発生時は出張で東京にいました。
明朝6時、東京にいる仙台放送の社員とともにジャンボタクシーに乗って仙台に向かいました。
新幹線と高速道路は使用できず国道4号線を只管北上しました。
食料と当時2歳の長男のオムツを買うためにスーパーに寄りました。この日は首都圏内でも食料は陳列棚にほとんどなくビーフジャーキーとナッツ詰め合わせしか買えませんでした。オムツは数量限定販売だったため1パックしか購入できませんでした。

国道4号線は渋滞でした。上り車線は避難する車で混雑し、下り車線は被災地へ向かう車で停滞。10時間近くかかり福島入りし、給油のためにガソリンスタンドに向かうも長蛇の列。車のラジオから「福島原発で爆発が起きました!」と連呼するアナウンサーの声。渋滞は続きました。

13日未明に信号機も作動していない暗闇の仙台に到着。2歳の長男と妊娠7か月の妻にオムツを渡して無事を確認。その足で会社へ向かいました。

数日後、南三陸町へ向かいました。道路はえぐれて、津波の引き波で家屋などが沖へと流されました。何もない町を見て平衡感覚を失い、しばらく座り込みました。車中泊が続きました。眠れない真夜中に、車から出て夜空を見上げると満天の星。輝きが増して見えたのは、停電で灯ひとつない漆黒の闇に包まれていたからだと気づき、何とも言えない不条理感に。

その後気仙沼に移動しました。取材で何日も家を空けている間、身ごもの妻は幼い子の手を引いて毎日炊き出しに並び、エレベーターが停止しているマンションの8階まで水を持って階段を上っていると聞きました。取材中に多くの方にお願いされたことがありました。娘の行方が分からないのでカメラを通じて話しかけたい。赤いランドセルを手に携えた方には入学控えた孫の安否がわからず、どこにいるか調べてほしいと。切実な思い全てにお答えすることはできませんでした。

3月の梅の花を見ると毎年思います。震災の時、家族のことをどうすればよかったのか、被災地のこと、被災された方のことをどう伝えればよかったのか。これからもずっと考えていきます。


次は西ノ入アナウンサーです。

鍋のお話

金澤 聡
2021/03/04
この冬の我が家の人気鍋の変遷をたどると、
寄せ鍋→水炊き→みぞれ鍋→豆乳鍋→おでん→すき焼き。
いまはすき焼きが我が家の人気鍋です。

すき焼きの具材の肉にこだわってみようと思い、ふるさと納税のお礼品のサイトで肉探しをしました。
気になったのが、香川県のブランド黒毛和牛の「オリーブ牛」
オリーブの搾り果実を与え育て上げた牛の肉で、すっきりした脂に上質の味が口に広がるお肉でした。

(※写真は、ふるさと納税のお礼品の佐賀県のいちごです。なぜ、和牛の話なのにいちごなのか… そうです、興奮のあまり写真を取り忘れたのであります!同時期に送られてきたいちごは、しっかりと写真を撮りましたが、肉に関しては完全に撮り忘れました。しかも、その後香川県に住んでいる兄からオリーブ牛が送られてきましたが、それも撮り忘れました。またあの和牛が食べられると興奮し、撮らずに調理したと思います。だいぶ長くなりましたが、撮り忘れの言い訳です。失礼しました。ちなみにいちごも相当美味しかったです。ご馳走様でした。)

さて、割り下だけでご飯をお替りできる、我が家の割り下王子(小3)にとっては、当分、すき焼きブームが続きそうです。

(※写真って大事ですね…また何かの機会に「オリーブ牛」を写真付きで紹介したいと思います。失礼しました)

次回は、牧アナウンサーです。

私の苗字は・・・

金澤 聡
2021/02/05
私の苗字は、「金澤」です。入社する前まで、普段は「金沢」と書いていました。
入社して初めてニュースを読むときに、名前の表記(スーパー)をどうするのか尋ねられました。
『金沢』?『金澤』? 
迷っていると当時の上司が「戸籍に登録してある方を使いなさい」と指示してくれました。ということで、私の名前の画面表記は『金澤』となりました。

さて、「金澤」という苗字は珍しい苗字ではないので間違えられることはまずありませんが、名前の『聡』はよく間違われます。
領収書に『金澤“恥” 様』
年賀状にも『金澤“恥” 様』
ホテルの受付でも『金沢“恥” 様』

人名用漢字の新字旧字で、『聡』が『恥』になったのかなと思うくらい
(注:なっていません)
年に1,2度は間違えられます。
私は間違いに慣れてむしろネタにしているくらいですが、名前はその人にとっては大切なものですから、普段から間違えないよう特に気を付けています。

写真は、お正月に出張先のホテルの窓から見えた富士山です。縁起がいいと思い収めました。
今年は、お“金”が“沢”山入りますように…、いやこんな私利私欲にまみれた苗字ではないので、そんなお願いは富士山にはしていません。
「金のように輝く、豊かな価値をもった人間になりますように…」 です、はい…汗…。

次は、「下山」アナウンサーです。

今年こそは〇〇!

金澤 聡
2021/02/01
今年こそコロナ禍が収束するよう新年にお参りに行ってきました。
手水で手を清めようとしたら…分厚い氷に覆われていて清めることができませんでした。写真のように100円玉が氷の上に沈まずに置かれています。携帯用のアルコールスプレーで手を清めた後に参拝させていただきました。
コロナ禍を象徴するような清め方だなと思わずひとりごちてしまいました。

さて、今年こそはやりたいことがたくさんあります。
今年こそは、コロナが収束したら家族旅行に行きたい!
(安心して旅行ができる日を切に願って、コロナ禍が収束したら今年こそは !!)

今年こそは、語学を学びたい!
(これはコロナ禍でなくても自発的に自分で時間を見つけてやりたいと思います。毎年、この目標を立てていますが、かれこれ7・8年は保留のままです…今年こそは!)

今年こそは、フルマラソンを走れるようにしたい!
(この目標も毎年立てていますが10年くらい据え置きです。今年こそ…は?)

とりあえず、まず目標は立てないと動きませんから、とりあえず目標を持って、とりあえず前向きに頑張っていこうと、とりあえず思っています。(とりあえずが多いなぁ)
2021年が始まってもう2月ですが、慌てずにマイペースで進めていきたいと思います。

次は下山アナウンサーです。

2021年コレが気になる

金澤 聡
2021/01/13
明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

今年も継続して気になるのは新型コロナウイルスの収束です。
昨年は健康と日常の尊さを感じた年でした。
今年は平穏無事な年になる事を祈るばかりです。

さて、私が今年気になるのは、「山口県」です。
山口県といっても、山口県全19市町をホームタウンとするサッカーJ2リーグのレノファ山口です。
手倉森誠体制でリスタートするベガルタ仙台も当然気になります(汗)手倉森誠監督からは人間性や発信力など多くの学びがありました。プライベートでもサッカーや人生観など熱い話をされ気骨のある人であると当時に求心力の高い方だというのを感じました。ときにダジャレも忘れずに(笑)
ですから第二次手倉森体制が昨年J1リーグ17位のベガルタをどう舵取りするのか、気になって気になって仕方ないのは事実です。

J2リーグのレノファ山口の監督には、今シーズンから元ベガルタ仙台監督の渡邉晋さんが就任します。
渡邉さんとはベガルタの選手時代から親交があり、サッカーの『メディアの伝え方』に共感することが多く、戦術含め色々なことを話し合った良き友人です。
(良き友人だと思っているのは、私の一方通行かもしれませんが…笑)
友人の新たな挑戦、それは気になります。
2020シーズンJ2最下位だったレノファ山口をどう再構築し、どういう戦術で戦うのか、それはそれは気になります。
カッコよくスタイリッシュに、ときに泥臭く、渡邉イズムが浸透しJ1昇格の道程を歩むその過程を楽しみにレノファの試合も全試合追っていきたいと思います(J2リーグもDAZNで全試合チェックできます!)

さあ、野球やサッカー、陸上、バレーなど気になるスポーツの新たな2021年シーズンが始まります。
ボランティア含め関わる方や医療に従事される方の感謝を忘れずに、今年もアナウンス部スポーツ担当はお伝えしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

※写真はコロナ禍の前に渡邊晋さんと会食したものです。それにしても二人ともいい笑顔だなぁ。何の話をしていたのかは失念しましたが、コロナの収束を待って、J1昇格祝い?か激励会?ができるのを楽しみにしています。


次は堤アナウンサーです。

冬の楽しみ

金澤 聡
2020/12/15
この冬凄く楽しみにしていることがあるのですが、行くかどうか、行けるかどうか、悩ましいところです。

毎年年末の休みには、横浜に住む妹家族と過ごしています。横浜の中華街で食事をして子供たちと山下公園で遊ぶのが恒例でした。今年は特に行くのを楽しみにしていました。
なぜか。
今年は、横浜・山下ふ頭に実物大の「動くガンダム」が出現するからです!笑

このニュースは夏の初め頃に知りました。「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の一環として行っているものだそうで、当初は10月に開業予定でしたが、新型コロナウイルスの影響を受け今月19日に延期されました。
あと4日後です。
ガンダム好きにさせてしまった次男を連れていく計画でしたが、どうも感染状況を考えると、控えた方が…。ガンダムを見にたくさんの人が訪れて密になりそうですし…。

開催期間は2022年3月31日までの予定ですので、来年の冬休みには新型コロナの収束を願って妹家族と年末を過ごし、その間隙を縫って18mの実物大を見にいこうと思います。

劇場版『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』で主人公アムロ・レイの名言。
『ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?ララァにはいつでも会いに行けるから』
そういつでもガンダムに会いに行けると思うから…。

※わからない方には不思議な世界観が広がっているかもしれません。というより全く理解できないかと思います。心よりお詫び申し上げます。そして、こんな文章で私は2020年最後の「アナ・ログ」です。来年も何卒よろしくお願いいたします。

次は、飯田アナウンサーです。

幼い頃に憧れた職業

金澤 聡
2020/11/20
さて「アナ・ログ」は新しいテーマとなります。
今回は『幼い頃に憧れた職業』です。
私は40年も前の夢の掘り起こしなので、海馬を刺激しながら書き綴りたいと思います。笑

卒園式を終えると、お祝いだといってレストランに連れて行ってもらいハンバーグ付きのナポリタンを食べ、入学式の後は、お祝いだといってお寿司屋さんで好きなものを食べました。人生の節目を迎える度に、自分の大好物をご馳走してもらえることにとても心躍ったのを覚えています。
と同時に、こんな美味しいものを作る人に憧れを抱きました。自分が作ったものをおいしいと言って食べてもらえるなんて、こんな幸せな職業はないのではないかと。

小学生のときに、お寿司屋さんやレストランに行くときは必ずノートと鉛筆を持って行くようにしました。
どうやって寿司を握るのか、酢飯はどうやって作るのか、ネタはどこから仕入れているのか。ナポリタンのケチャップはどこのケチャップを使っていてどのくらい使用するのか、などなどお店の人に質問してはノートに書き込んでいたと思います。
果たしてこのノートは夢に繋がらず、専ら食す側のみ。いま料理が得意かと言えばそんなことはなく、強いて言えば、カレー、シチュー、ボルシチと圧力鍋で作れそうなものは良く作ります。それ以外は…。

いずれにしても人に喜んでもらえる職業は、大変素敵な職業だといまでも憧れはあります。

<写真>
YouTube動画
【公式】仙台放送アナウンサーch. そこで『ベガルタ研究所(ラボラトリー)』というものをやっています。
ゲストに元ベガルタ仙台・日本代表の岩本輝雄さんなどをお招きし、ベガルタ仙台やサッカーについて語っています。お時間あればご覧ください。
※写真は岩本輝雄さん出演回の撮影前の様子です。

次は、寺田アナウンサーです。

Myルール

金澤 聡
2020/11/10
先月、久々に出張に行ってきました。「氷都(ひょうと)」の異名を持つ青森県八戸市です。
色んな対策を徹底しながらの移動と宿泊となりました。
これまで出張といえば、何かしらささやかであれ何であれ必ずご当地名物をいただくのをMYルールとしていました。
(※当然、出張の業務は完璧にこなして、なおかつ少しでも時間があればという前提で申しております、はい…汗)
今回の八戸出張は、諸々の情勢を勘案し自制、自粛の精神をもとに、宿泊ホテルにある和食屋さんでご当地名物を頂きました。
(※外出するのは自制・自粛したということです、はい…汗)

他のお客さんが少ない、午後5時に“おひとり様夕食”スタートです。
頂いたのは「八戸せんべい汁」です。久々の出張ご当地ものを食したうれしさと秋という季節感もあって、温かいせんべい汁がまさに五臓六腑に染みわたる感覚でした。南部せんべいに醤油ベースの鶏出汁がしみ込んでいてやさしい味でした。おかげで英気は十分に養いました。
納得した充実の仕事ができたかどうかはここでは言及しません。
(※お察ししていただければ幸いです。そういうときもありますよね…汗)
MYルールに舌も心も癒されました。ご馳走様でした。
(※あっ、ちなみにせんべい汁は「いかめし」の付いたセットメニューでした。なのに納得の仕事ができなかったとは何事だ!…まさにおっしゃる通りでございます、はい…汗)

堤アナウンサーです。

再利用しています

金澤 聡
2020/10/28
秋になると恒例の知り合い家族との芋煮会。去年はお互いの家族が忙しくできませんでしたが、今年は2年ぶりに開催しました。
場所もいつもと同じ、近くに川が流れる秋保の某所。私自身が色んなことで心身ともにストーミング中でしたので、気の置けない家族の方たちと外の新鮮な空気を吸いながら食事をすることで心が浄化され最高に楽しい時間を過ごすことができました。

さて、釜戸作りから火おこしまでは父親の仕事。これも回数を重ねるごとに手慣れていくもので、雑談しながらも、与えられたタスクは『アイコンタクト』のみで、しかも短時間で遂行できるようになりました。年に一度編成される “阿吽の釜戸タスクフォース” といったところでしょうか。
後は沸騰した鍋に、サトイモ、ごぼう、豚肉、ネギ、白菜、大根、ニンジン、豆腐、糸こんにゃく、うどんを入れて味噌を溶いて出来上がり。先にうどんを入れるか、あとでうどんを入れるか分かれるところですが、我々には、お腹を空かした少年少女があわせて4人いますので、間違いなく先にうどんをいれて一気に食べるのが流儀です。
さらに、うどん入り芋煮ができあがったら、釜戸を再利用して、今度は焼肉大会が催されるのです。

なぜ、同時進行しないのか。理由は釜戸にくべられた薪の状態と関係しているからです。
そうです、薪がいい感じの炭になって“炭火”で肉を焼くことができるからです !!
と力説したものの、我々にはまだまだお腹を満たしていない少年少女があわせて4人いますので、結局はじっくり遠赤外線で焼くことはままならず、バーナーで一気に焼いて食べるのです…。
大人にとっては残念無念ではありますが、我々の流儀です…。

いずれにしても釜戸タスクフォースは来年こそ順風を背に受けて遠赤外線焼肉大会が開催されることを願うばかりであります。なんのこっちゃ。

次は堤アナウンサーです。