アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

発見

金澤 聡
2021/11/12
最終盤を迎えているサッカーJ1リーグ。
今シーズンは残すところあと3試合。
写真は、ベガルタ仙台の試合開催日に撮影した開場前のユアテックスタジアム仙台です。

アウエーサポーター席を除いたスタジアムの観客席がチアペーパーで彩られました。
ベガルタゴールドとベガルタブルーの応援用の紙=チアペーパーがシートに置かれ、厳しい終盤の戦いをベガルタカラーのスタジアムの雰囲気で後押ししようというもの。
試合が始まった頃は2色でしたが、時間をちょっと巻き戻してみると…
写真のように、スタジアム開場直後は、チアペーパーで白と赤のポーランド国旗が描かれていました。
これはポーランド出身のGKヤクブ・スウォビィク選手へ向けた応援メッセージ。ここまで数々のピンチを防ぎゴールを守ってきたスウォビィク選手への激励と感謝の意味を込めたものだと思います。
母国から遠く離れてやってきた選手に勇気を届ける素晴らしい演出だと思いました。

誰もいない観客席に鮮やかな彩りの中でポーランド国旗が浮かび上がっているのを実況席から発見し、ピッチにいらしたベガルタ仙台中継リポーターの村林いずみさんにお願いして撮影していただきました。

スタジアムやアリーナに足を運ぶ度に思うことがあります。
宮城に多くのプロスポーツチームが存在し、応援できるチームがあることの何と幸せなことか。このことを常に忘れずに実況に携わろうと思っています。

次は、寺田アナウンサーです。

注目

金澤 聡
2021/11/04
我が家では何でも種を植える習性があります。
食した後の種はどんな芽を出しどんな花が咲くのか、家庭菜園ではなく、ある意味「実験」に近い感覚です。いつでも植えられるように、菜園セットは常備してあります。

今年の夏、ふるさと納税の返礼品で私の大好物のメロンが届きました。とても甘くて美味しいメロンでしたが、我が家ではいつものように種に注目する訳です。
この種を植えて育てれば、また美味しいメロンが食べられるのだろうかと並々ならぬ好奇心が溢れてくる訳です。当然、食べたいという欲だけではなく、科学的な知的欲求が大半を占めている訳でありまして…えー、まー、はい。

メロンを食べ終わった後に種を洗って、芽が出るまで水耕栽培をして、ある程度成長したらプランターに植え替えます。すると、写真のように計画通りに育っていきました。

が…
私の食の欲求とは裏腹に…、
もとい、科学的知的欲求とは裏腹に、この後残念ながら枯れてしまいました。
メロンが食べきれない程余っている方がいらっしゃれば我が家の研究材料として使わせていただいてもいいのですが…笑

今後も種に注目して実験は続けていこうと思います。
特に、メロンの種にこだわります。あくまでも科学的な知的探求です、はい。

次は、高橋アナウンサーです。

金澤 聡
2021/10/14
来年の小学校入学を控えていらっしゃるご家庭では、すでにランドセルを購入され大切に保管されている方が多いかと思います。我が家の場合、長男の時は、ランドセル商戦が夏場にピークを迎えると聞いて7月頃に品定めをして8月に購入した記憶があります。
なんでも今は2月から4月中にほとんどのブランドが販売をスタートしていて、ランドセル商戦のピークも前倒しされているようです。

色は様々な種類があって、私の小学生時代と違い、朝の歩道は百花繚乱の華やかな通学風景となっています。ランドセルが元気な子供たちの背中で揺れているのを見ると通勤するこちらの足取りも少し軽快になります。
といいいながらも、我が家のランドセルは「黒」でしたが、どこも壊れず無事長男と6年間通ってくれて感謝しています。

そんな我が家のランドセルをまだまだ必要としている人がいると新聞で知って、もうひと踏ん張りしてもらうことにしました。
アフガニスタンの子供や女性にランドセルを寄贈する活動を行っているとの記事を見て、海外輸送費1800円を支払い、ランドセルを送りました。ランドセルの色など選べず、ましてや教育を受けることも困難な状況下にある子供たちに我が家の黒ランドセルが少しでも役に立ってくれればと思っています。

華やかな通学路は豊かさと自由を象徴している風景なのかもしれないと感謝しながら通勤しています。

次は伊藤アナウンサーです。

オンライン

金澤 聡
2021/10/07
この夏、足を負傷し手術入院しました。
自分の不注意から生じました。全治3か月の大ケガ。何とも情けないやら恥ずかしいやら、感情の置き所に困っています。現在も鋭意リハビリ中です。

ケガをして入院するのは人生で初めて。新型コロナウイルスの影響もあって、当然、病院での面会は一切不可。
専用スペースでのビデオ通話はOKということで、入院前に小型通信端末、いわゆるポケットWi-Fiに契約しました。
ポケットWi-Fiの契約も人生で初めて。これが簡単で驚きました。
ネットで契約すると次の日には端末が自宅に届き、返却は、端末と一緒に送られてきた宅急便用紙付きの返却用の袋に入れて送り返すだけ。何とも便利です。

ポケットWi-Fiを持参したことで、家族の顔を見ながら話せましたし、入院中に誕生日を迎えましたが、リモートで祝ってもらえたのが何よりありがたかったです。
写真が、送られてきた誕生日ケーキの画像です。
面会不可でケーキを届けてもらうことができなかったため、食べられませんでしたが、画像でケーキを堪能しました。
病棟で迎えた誕生日でしたが、イチゴの笑顔に癒されました。
ある意味、生涯忘れられない誕生日になったことは確かです。

皆さんもくれぐれもケガにはご注意ください。

テーマ「オンライン」は今回で終了です。
次回のテーマは「色」です。牧アナウンサーからスタートします。

お菓子

金澤 聡
2021/09/16
お菓子がお題ですが、今年の夏は、お菓子の代わりに、写真の「スイカ」を家族でよく食べました。
“よく食べた”と書きましたが、“相当”食べました。
スイカ7個分は食べました。

私と息子2人がもともとスイカ好きで夏はよく食べていましたが、(ここでの“よく”はスイカ1個ぶんくらいです)今年は、スイカの名産地、山形県尾花沢市からスイカの移動販売トラックが毎週近所に来るようになり、最初は物珍しさから1玉買ってみたら大玉でしたが糖度が高くとても甘く美味しい! 
しかも、値段が1玉1000円!
それからというもの移動販売が来るたびに購入するようになりました。
評判を聞きつけてか、行列ができる日もありました。

移動販売トラックが来ると、息子が率先して買いに行ってくれました。
ある時、2玉しか残っておらず、ひとつはひび割れていました。割れたスイカは売り物にならないということで、ひび割れたスイカと合わせて2玉で1000円にするので購入しないかと息子に商談を持ち掛けたそうです。
息子は二つ返事で商談成立。
重いスイカ2つ持ってきたこともありました。
こんなやりとりも移動販売ならでは。

お使いをしてくれたお駄賃としてお菓子を上げると言ったら「スイカで十分!」とのこと。
どこにも行けない夏でしたが、家で夏気分を満喫しました。

次は、梅島アナウンサーです。

夏あれこれ

金澤 聡
2021/08/31
夏はあれこれと出かけたいところですがこの状況下では難しく、専らオリンピック観戦(もちろんテレビで)でした。子どもたちも中学生になると部活に忙しく一緒にお出かけなんてしてもらえませんし…。

ということで、この夏は仙台市博物館で開催されている『古代エジプト展』に行ってきました。
紀元前の文明・文化の崇高さと人間のとてつもない英知を感じました。と言いつつも、私自身の歴史では古代史にあたるかもしれませんが、大学受験時代に『世界史』を選択した私にとっては、“パピルス” “プトレマイオス” “ヒエログリフ” などという文字が出てくるたびに、教科書や参考書に蛍光色のマーカーペンを塗りつぶした日々が脳裏に浮かんできました。結局、塗りつぶししすぎて、どれが大事なワードなのか分からなくなる事態が起きましたが…。

古代エジプト文字の象形文字が“ヒエログリフ”。日本の歴史が始まるはるか昔に、高度な文明や情報交換手段があったことに改めて驚くとともに、絵文字の元祖では?という一瞬不埒な考えがよぎったのも確かです。

酷暑を忘れるほど、じっくりと時間をかけて興奮を覚えながら見て回りました。あっという間のタイムスリップ。そうそう、ミイラの作り方も詳しく紹介されていて、医学も発達していたのが分かりました。
“ミイラ取りがミイラになる” ことは仙台市博物館では絶対にありませんので、ぜひお勧めです。
ちなみに9月5日まで開かれています。

次は西ノ入アナウンサーです。

8月8日はお米の日

金澤 聡
2021/08/05
生まれは米どころ新潟。
いま住んでいるのも米どころ宮城。

コシヒカリとササニシキ。
『お米の二大代表ブランド』とよく言われていましたが、
美味しいお米に恵まれた人生を歩んでいます。

勝手ながら、
もちもちしてお米の味が濃いコシヒカリは焼肉によく合うし
あっさりとしたササニシキはお寿司との相性は抜群で、
加えて三陸の海の幸豊かですから、宮城のお寿司は絶品だと思っています。

数年前に、子どもたちを連れてお米の収穫祭に参加したことがありました。
炊き立ての新米を塩むすびにしていただきました。
何の具材も入っていないのに、これが美味しいことこの上なし。
その味が忘れられなくて、
いまでもその収穫祭が行われた産地のお米を定期的にいただいています。
写真がそのお米です。
品種はコシヒカリ。このお米を少し水分少なめにして“かため”に炊いて食べています。
勝手ながら、
かために炊くことで、もっちり感とあっさり感がうまく融合した
コシヒカリとササニシキのいいところ取りしたような感じがしています。
あくまで個人の感想ですが…。

メジャーで大活躍中の大谷選手は、
朝食にご飯3杯食べるようにしていたそうですから、
この夏は息子たちとともにしっかり朝からご飯を食べて
暑さを乗り切ろうと思っています。



次は、伊藤アナウンサーです。
『マスコミ講座 ~アナウンサー・マスコミ・広告代理店を目指す学生へ~』

大学3年生の春。学生証更新のため大学の窓口を訪ねたとき、上記の1枚のポスターが貼ってありました。最初は全く気にも留めずにただぼんやりと眺めていました。大学生活も折り返し、人生のモラトリアムもあと2年。自分探しの旅に決着付けて、就職含め将来のことを考えないといけないと思っていました。
そんな時に、あのポスターが視界に入ってきたのです。

なんとなく眺めていたポスターを、いつの間にか前のめりで凝視。
『マスコミ講座』に入れたらアナウンサーを目指してみようと、急に心にパッション。
自分の脳に刻むメモ書き。
(変なラップ調になってしまいました…すいません)
“マスコミ講座を受講するには、試験と面接を受けないといけないらしい”
“試験と面接はスーツを着ていかないといけないらしい”
“試験申し込み期日はきょうまでで、試験は3日後!”

慌てて窓口で申し込み、そして、友達に電話してスーツを借りに行きました。
試験勉強も面接対応もできず、あっという間に講座試験日が来ました。筆記試験はボロボロ、面接は緊張しすぎて何をしゃべったか分からないほど散々なものでした。

が、
なぜか合格し受講することになりました。

講座を受けるようになってからは、アナウンサーになる事を人生の目標に掲げて、自分なりに精一杯努力したように思います。スマホもネットもない30年も前の出来事。あの時ポスターを見ることがなかったらおそらくアナウンサーにはなっていないと思います。
偶然か、必然か。人生の転機はどこにあるのかわかりませんが、これだから面白いと言い聞かせてます・笑

次は梅島アナウンサーです。

おうち時間

金澤 聡
2021/07/07
在宅ワークも含めて家にいる時間は長くなっています。少しでも癒しの空間にしたいと思い、家の中がどんどん緑化しています。
休日のたびに観葉植物や野菜の苗を見に行っています。行けば必ず何かしら購入します。
そんなサイクルが続いています。

もともと観葉植物が好きで、部屋を『ジャングル化』したいという願望があったので、いわゆる「おうち時間」が長くなる中で、いよいよ“ジャングル”傾向に拍車がかかっているのは確かです。

最近我が家にやってきたのは写真のゴムの木です。「フィカス・ベンガレンシス」という種ですが、葉の形が丸くリラックス効果があるのではないかと思い購入しました。
なんでも丸い葉の観葉植物はお金がたまる象徴とされていて、金運に効果があると言われているようです。
あくまでも私は『癒し』を求めたのであって、金運どうのこうので買ったのではない…はずです…たしか…はい。

今度は1m以上の丈がある「モンステラ」という観葉植物を置きたいと思っていて家中緑化推進計画は着実に進んでいます。あとは、きゅうりとトマトの成長を眺めつつ、収穫の時期を待っている「おうち時間」です。

次は高橋アナウンサーです。

雨といえば

金澤 聡
2021/06/21
梅雨明けのころ、蛍光色の淡い光が明滅する幻想的な光景が好きでした。幼少の頃よく目にした、たくさんのホタルが飛び交って作り出す景色。たった2週間の成虫期間の命を燃焼している光だと思うとどことなく儚さを感じた一方で、いよいよ夏本番の合図だと高揚する光でした。

「あの景色を子供たちに見せたいなぁ」

そんな思いから、先日ホタルの幼虫放流活動に参加してきました。
写真の手の上にのっているのがホタルの幼虫です。幼虫のときには、トンボの場合は「ヤゴ」、チョウならば「いもむし」など個別の名前がありますが、ホタルの幼虫は「水ボタル」と呼ぶそうです。確かに幼虫期でも光を放つので、水中で生息する幼虫が「水ボタル」というのも納得がいきます。

水ボタルは約9か月間水中で生息し、充分成長すると、水底から上がってきて岸辺に待機。雨が降り始める夜に岸辺から一気に陸へと上がってきて、さなぎから羽化して成虫となるそうです。
1年近くもかかって成虫になって、たった2週間の寿命とは、やはりどことなく儚い昆虫です。

雨と関係が深いホタルの生態。雨水が「にがいぞ」とか「あまいぞ」とか識別できるかは分かりませんが、今回放流した幼虫が幻想的な光景を作り出すのはあと1年後、ホタル、来いっ!

次は高橋アナウンサーです。