アナ・ログ

水無月

梅島 三環子

2012/06/04

早いもので、もう6月。
2012年も、間もなく折り返し地点ですねって
ちょっと気が早いですかね…。
きょうから、テーマは変わりまして
「水無月」です。

6月になり、世は衣替えシーズンを迎えました。
夏気分も増してくる今日このごろ
毎日通うスーパーでも、夏野菜の値段が下がり始め、
こんなところからも、季節の移り変わりを感じています。

先日、夕飯を食べに行ったら
黒板に「四川きゅうり」と書いてありました。

「辛いのかい…?」

と思ったら、どうやらその“四川”ではないようで
味も濃く、みずみずしくて元気な「もろきゅう」が出てきました。

シンプルですが、最高に旨い。

そして、その数日後には
スーパーでも四川きゅうりを発見。
これは、家で食することに。
またしても、もろきゅうにしてみました。

旨さ鉄板です。

こいつ、料理をしているのか…?という感じですが
する時はしますよ。えぇ、する時はちゃんと。
素材の味を大切にする派ですけれどもね(笑)

明日は、浅見さんです。
ではお願いします。

若葉の頃に思う事

梅島 三環子

2012/05/22

土曜・日曜と開かれた、青葉祭り!
盛り上がりましたね。
私は、夜の山鉾巡行を見ましたが
あれはよかった。最高。
去年の今頃は、それどころじゃ無かったよな…
などと思いながら
ちょっと感動してしまいました。

さてさて、私にとっての若葉といえば
1度も付けずに、どこかに行ってしまった
車の若葉マークです。

免許を取って、すぐに仙台で始めた一人暮らし。
車はいつか買うんだろう…と思っていたら
買わずじまいで、ここまできてしまいました。

レンタカーは、何度か借りましたが
なにせ車庫入れが大の苦手ですので、
どこに止めてもよさそうな場所にしか止まれません。
私は、うまく運転しているつもりなのですが
そうではなさそうで…。
財布の中では、むなしくゴールド免許が輝いています。

どのタイミングで、もう一度自動車学校に通おうか…悩む今日この頃です。
とにもかくにも、車庫入れを覚えねば。

明日は、浅見アナウンサーです。

五月晴れ

梅島 三環子

2012/05/10

五月になり、清清しい季節となってきました。
気持ちのよい季節ですね。
先日、気仙沼市の大川で取材をしていたら、
うっかり日焼けをしてしまいました。
しみになるのかなぁ…。
夏はもうすぐです。

さて、この陽気になり、
ようやく私の好きな散歩が出来るようになってきました。
休みの日はもっぱら、買い物がてら近所をパトロールしています。
こんなとき、愛犬がいてくれたら…と思いつつ
人様の犬を見て、癒されるきょうこの頃です。

写真は、実家にいる愛犬「ジュニ子」の写真です。
犬なのに、散歩が好きでないジュニ子。
走ったりもしないので、楽なのですが
飼い主にとってはなんの運動にもなりません。
可愛いけど、抱っこすると腰をいためるので
もっぱらしません。
なんだか、妙に全体的により垂れてきたような気がするのは気のせいでしょうか。
可愛いに変わりはないのですが…。

因みに、前回のアナログに書いた豆苗は
残念ながら先月中に育たないと見切り
さようならをすることにしました。

植物は、難しいですね。
犬みたいに、吠えて主張してくれればいいのですが。

次は、柳沢アナウンサーです。

2012年 春

梅島 三環子

2012/04/27

2012年春、家庭菜園を始めました。
小学校のときに、庭で育てた“ニンジン”以来の家庭菜園です。

とは言っても、今の家に庭はないので…作っているのは、「豆苗」とうみょうです。

根っこのついたスポンジの水を毎日変えると、切っても切っても、どんどん豆苗が伸びてくるというのでやってみました。まだ、始めたばかりなのですが少し伸びて葉っぱも出てきました。

いい感じです。

しかし、1週間ほどたったら収獲できると書いてあったものの、1週間経った今、成長の早いものでも、長さは3センチほど。炒めたりしたら、もっと縮むと思われ食べるにはまだ適さない模様です。

それにしても、わが家の豆苗はマイペース過ぎないか…
このまま成長しないのではないか…
そんな不安を抱えつつ、日々お水を取り替えています。

当たり前ですが食べるのは一瞬でも、作るのは大変だなぁとつくづく感じるこの春です。

次は、広瀬アナウンサー。
4月も、もう終わり。新テーマで更新です。

新たなスタート!

梅島 三環子

2012/04/05

新学期もスタート!
私も早いもので入社7年目の春を迎えました。
22歳だった少女(…?)は、この夏29歳になろうとしています。
『29歳のクリスマス』を見ていた頃は、ずっと大人に見えていたのに。いざ自分の番になると…複雑な思いが致します。

最近、数年前に買った洋服を着ると「ちょっと違う。」と思うことが多々あります。真っ赤なニットが似合ってない気がする…ピンクのフリルのミニスカートは、着ているだけで妙に落ち着かない。
ショッキングピンクのスプリングコートでは、自分の顔が負けています。ちょっと前まで気に入って着ていたのに。不思議なものです。

紺とか黒とかベージュとかその手の服が妙に落ち着きのいい今日この頃。手持ちのワードローブを見直しつつ、“29歳らしい生活(?)”を今年は新たにスタートしたいと思います。

とは言いつつ、携帯電話も、名刺入れもかなり明るめのピンク。根本的には、嫌いではないようです。

明日は、広瀬アナウンサーです。

ともに(3)

梅島 三環子

2012/03/26

先週19日、南気仙沼小学校の卒業式へ取材に行ってきました。南気仙沼小学校は、この春から気仙沼小学校に統合されるため、この日は45年の歴史に幕を閉じる最後の卒業式となりました。
小学校は、もともとの校舎が津波で使えなくなり、震災以降は、気仙沼小学校を間借りして学校生活を送ってきました。
学校が被災したということで、近くにある児童達の家も多くが被災。350人いた児童のうち150人が転校を余儀なくされました。

写真の鐘は、「友情の鐘」というもので南気仙沼小学校の卒業生が、卒業式の日に1度だけ鳴らすという代々受け継がれた伝統の鐘です。
1度は海水に浸かり、さび付いてしまいましたが、卒業式のこの日に合わせ、元の校舎から曲がり先に移されました。最後の卒業式にも伝統はしっかりと受け継がれたわけです。

さび付いて、お世辞にもキレイな鐘とはいえませんが
鐘の音は本当に美しくよく響いていたのが印象的でした。

私にも経験がありますが、母校がなくなるということは、誰にとっても寂しいものです。まして、震災によって突然統合が決まってしまったら…
卒業生、在校生の悔しさは計り知れないものがあります。
でも、卒業式の日…児童が教えてくれました。
「南小はなくなっても、南小で培ったことは消えないし
南小の卒業生ということを誇りにして中学校に進みたい」と。

これから、形として残る南小は数少ないかも知れませんがこの鐘だけは心の拠り所としても大切にされていってほしいと心から思いました。

明日は、拓雄アナウンサーです。

ともに(2)

梅島 三環子

2012/03/12

震災から1年が経ちました。私は1年前のあの日のことを振り返ろうと思います。

私はあの日、東京に出張中でした。
午後2時46分。その瞬間は、東京へ向かう新幹線の中で迎えました。
車両は、上野駅手前の地下を走っているところでそれほど揺れは感じませんでした。「ぽんぽん」と、少し弾む感じといいましょうか…。
しかし、その後車内は真っ暗になり緊急停止。すぐに非常電源に切り替えられ、車内には灯りがともりましたが
そこから3時間近く閉じ込められることになりました。

一番不安だったのが、情報が無いこと。
「強い地震が発生した模様です。しばらくこのままでお待ちください。」
流れるアナウンスから思ったことはただ一つ。
「まずい…どっちだ?」
静岡出身の私は、東海の地震…そして、もちろん東北の地震が頭をよぎりました。
その後NHKのラジオが車両に流されてからは、被害状況をひたすら聞くのみ。
仙台が、東北が大変なことになっているのに何も出来ない自分が本当に情けなく、また悔しかった覚えがあります。

夕方、上野駅まで車両が動き全員新幹線を下ろされました。タクシーも捕まらず、歩いて宿泊先の赤坂まで…。
数多くの帰宅難民とともに土地感もそれほど無い都内を歩き続けました。
県内にいた方に比べたら、私なんて何の苦労にも値しませんがやっぱりそれなりにはしんどかったですね。

3・11…それ以来、新幹線が上野に近づくとちょっとドキッとしてしまいます。

明日は広瀬アナウンサーです。

ともに(1)

梅島 三環子

2012/02/20

先週土曜日、
石巻市に市内初となる「カキ小屋」がオープンしました。
店内で販売されるのは、
全て震災を乗り越え大きく育った湾内のカキです。
今年は本当に出来が良く、サイズが大きく味も良好!
私も、オープンに先立ち行われた関係者向けの内覧会のとき
味わわせていただきました。

はい、「最高」です☆

このカキ小屋、何故今回のテーマで書いたのかといいますと
福岡市漁協唐泊支所と県漁協石巻湾支所、
そして仙台市内でカキ復興支援PJを行う民間企業が
「ともに」手をとり、立ち上げたものだからです。
県内のカキは震災前には到底及びませんが、少しずつ生産を再開しています。
しかし、原発の風評被害や生産の安定が見込めないことから
全国からの引き合いが減っているのです。
「作ったのに、作れたのに、売れない。」
震災を乗り越えた生産者にとって、
こんなにさびしいことはありません。
このカキ小屋を契機に、石巻のそして県内のカキ出荷量を増やしたいと、関係者は意気込んでいます。
私もカキ好きですし、どんどん県内のカキを食していきたいと思います(笑)

因みに、カキ小屋は匂いはつかないのですが
炭焼きのため灰が服につくことがあります。
払えば取れますが、皆様もカキ小屋ルック(?)で行くことをオススメします。

写真は店長の阿部年巳さんと。
カキ剥きのコツも丁寧に教えてくれますよ。
明日は、ななちゃんです。

寒い日が続きますが3日は節分4日は立春…もうすぐ春ですね!

梅島 三環子

2012/02/14

もうすぐ春ですね。
しかし、こうも寒い日が続くとなかなか春は実感しづらいというのが正直なところです。

私の場合、割と単純な人間なので…
毎年、春が近づくと気持ちがウキウキしてきます。ただ今年は当たり前ながら、そんなことも無く。あの日から1年なんだなぁと色々と考えてしまいます。
悲しくて、辛くて、怖くて、とにかく先が見えなくて不安だらけだった春から1年です。

これからの春は、これまでの春と全く違った気持ちで迎えるものになるんだと思います。何年経っても、どこにいても気持ちは変わらないのでしょう。

春なのに。なんだか変な気持ちです。

次は、金澤アナウンサーです。

あの日あの時一番役立った物は?

梅島 三環子

2012/01/25

2・3泊くらいの旅行に使えそうな、キャリーケースです。

震災発生直後、スーパーがなかなか開かず困った方もたくさんいらっしゃると思います。
段々と流通が回復していったのに合わせ、少しずつ店は営業を再開していったものの、長蛇の列がオープン前から続く状況。しかも、待って待って…ようやく中に入ってもほとんど物がありません。

家に、食べ物のストックをまるでしていない私は、休みの日、丸1日かけて食材やら飲料などを買い集めることが多くなりました。

そこで役立ったのが、キャリーケースです。「ガラガラ」と愛称をつけ、一緒に町中を歩きました。
この店では、玉ねぎはあるが長ネギが無い…。
今まで通ったことも無い道を通り、何軒も何軒もガラガラと“売っていそうな店”をはしごをしました。
一方で、白菜が欲しいけど、1玉単位しか売ってくれない。
豆腐も3丁で1組など…
自分の好きな分量での買い物はできず、持ちきれないものをガラガラに詰めて、買い物をしました。

家から全て歩きのため、1回出かけると、4~5時間は引きずりまわされ、まさに酷使され続けたガラガラ。
普段使うスーパーが、普段どおりに営業するまでもってくれれば…
と願っていましたが、予想を反し未だに健在。ありがたいことです。

デコボコ道に強いとされる2輪キャスターが功を奏したのか…このキャリーケースには大変助けられました。

以上、これが私の役立ったものでした。

次は、柳沢アナウンサーの役立ったものです。

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