佐藤 拓雄
2025/06/17
先日、近くに住む父の冷蔵庫が突然故障しました。
父は90歳を超えていますが、一人暮らしでしっかり自炊していますので、冷蔵庫は必需品中の必需品です。
妻が大慌てでインターネットで探してくれ、すぐに購入を手配。便利な世の中で、数日後には新しい冷蔵庫が届き【写真】、故障したものも同時に処分できました。
故障した冷蔵庫はだいぶ古いもので、20年くらい使ったかな、などと話していたのですが、処分する段階になって、そんなものではなかったことが判明。
理由は分かりませんが、亡くなった母が、冷蔵庫の中に購入日を書いたメモを貼っていたというのです。
その日付がなんと「’93.8.28」!・・・32年前!?
1993年と言えば、私が仙台放送に入社した年です。・・・ま、それは冷蔵庫とは関係ありませんが、それにしてもなんという年代物。
父も「国宝級か?」と笑っていました。
ともかく、「国宝」は処分し、今は最新の冷蔵庫が、父の生活を支えています。
父の家の冷蔵庫の話になってしまいましたが、翻ってお題通りの「我が家の冷蔵庫」。
「国宝」には及びませんが、一般的な耐用年数は過ぎているようです。
それでもなんとなく買い替えに動けないのは、えい!と思い切らないと買えない値段であることが大きく、まだ故障せず動いているとなると、もう少し先でもいいかとついつい先延ばしにしてしまうのです。
いざ故障すれば、生活に大きな支障が出ることは、父の例を見るまでもなく明らかなのですが・・・
毎日使う家電製品は、それだけ依存しているのに、買い替えの判断が本当に難しいといつも思います。
我が家では、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、食器洗い機など、日々フル稼働の家電が、どれもそろそろ耐用年数か?という時期に来ていて、そのことを考えると憂鬱です。
明日は高橋咲良アナウンサーです。