朝型?夜型? 堤 勇高 2021/04/16 私はたぶん夜型です。「明日の昼までこの作業を終わらせなければ!」という時はたいてい夜更かしして終わらせてから寝る派です。集中力も、なんとなく早朝より深夜の方が続く気がします。では朝が苦手かというと、そういうわけでもありません。ただし、「休日の朝」を除いてです。休日、何も予定がない日に早起きできる人を心から尊敬します。仕事や約束があれば別ですが、何も予定がない休日はかなり気合を入れないと2度寝3度寝……と続き、きりがありません。反対に、休日前の夜に何も予定ややることがなくても、だらだらと起き続けていることはあります。そうなるとなおさら翌朝起きられなくなります。(自業自得です)一歩間違えると休日を丸々睡眠で潰しかねないこのクセに気づいてからというもの、なるべく休日は午前中に予定を入れるようにしていました。例えば、髪を切りに行く、友人と出かける約束をするなどなどです。しかしこのご時世、友人と出かけるのもなかなか難しくなり、何も予定のない休日が増えています。私の休日朝寝坊生活は加速するばかりです。休日の早起きに自信のある方、コツを教えてください!写真は先日道端で撮った桜の写真です。青空に桜の花が良く映えていました。私の写真の技術が足りず、肉眼で見たときの美しさが完全再現できないのが残念でなりません。次は佐藤アナウンサーです。
お部屋づくりのこだわり 堤 勇高 2021/04/07 「ダークブラウンを基調とした部屋」にとても憧れています。白や原色がメインのさわやかな部屋もいいのですが、渋くて落ち着いた部屋が理想です。初めて一人暮らしをするとき、とにかく家具類はダークブラウンのものを選びました。家電もブラウン系のものがあればそれを選んでいました。もしブラウン系がない場合も、なるべく渋めの色を選びました。その結果色はかなり統一できたのですが、どこかカタログや自分のイメージとは違う雰囲気に。これでもかというほどダークブラウンを使ったのに、どこか物足りないというか……確かにカタログやインターネットの「おしゃれな部屋特集」で出てくる部屋は、デザインも洗練された家具で構成されています。そこの差は否めません。ですがそのほかにも、渋いというより重いような印象があり、人が住むには暗すぎる雰囲気が漂っていました。結局私の理想としている「おしゃれな部屋」は、渋さのあるダークブラウンと、重さを感じさせないための明るい色の絶妙なバランスが必要なようです。学生時代、数学の次に美術が苦手だった私には難しい話です。憧れだけは失わずに、今日も「実用性に優れた部屋」に帰ります。写真は今年3月11日、朝7時過ぎの南三陸町旧防災対策庁舎です。当日は震災復興祈念公園で中継を担当させていただきました。風の強いイメージのあった南三陸町ですが、一日を通して暖かく、公園周辺には常に穏やかな空気が流れていたように感じました。次は飯田アナウンサーです。
東日本大震災10年 堤 勇高 2021/03/17 10年前、私は中学2年生でした。当時は群馬県に住んでいましたが、友人と外を歩いているとき地面がうねるような感覚をおぼえました。帰り道、停電で消えた信号をケータイの写真に収める友人の姿がなぜか強く印象に残っています。その日の夜に私はインフルエンザを発症しました。次の日に行った病院は非常電源が使われていて、薄暗い中で診察を受けました。待合室のテレビの映像は現実のものとは思えませんでした。原発の事故も、寝込むベッドの中で親から聞きました。それからおよそ8年たって、宮城でこの仕事をするようになり、震災について伝える側となりました。ニュースをみたり実際に取材をしたりする中で、震災発生の瞬間もその後の10年も、被災された方々の経験はどれ一つとして同じものはなく、中学時代の私が漠然と描いてしまっていた「被災地」という一括りにはまとめられないものだと痛感しています。私が実体験として伝えられるのは上に書いた程度のことしかありません。実際に故郷を流された方や大切な人を失った方の経験と比べると「経験」とも言えないようなものです。しかし、自分以外の方が経験したことも多くの方に伝えられる仕事をしています。簡単なことではないと承知の上ですが、宮城県のアナウンサーの重要な使命として、これからも学びを絶やさずに伝えられたらと思います。写真は先日取材させていただいた、津波で流出した写真などの展示・返却会の会場です。10年経つ中でいまだに持ち主のもとに返らない写真などが並べられていました。展示・返却会は今回が最終回となりましたが、今後新たな返却方法が検討されています。まだまだ非常に多くの写真などが残っていましたが、これらが持ち主のもとに返るのも一つの復興なのだと考えさせられました。次は梅島アナウンサーです。
鍋のお話 堤 勇高 2021/02/22 今日から新しいお題「鍋の話」です。今年の冬はよく雪も降り、暖冬だった去年より一層鍋が美味しい年かもしれません。「宮城」「鍋料理」といえば、芋煮とせり鍋が代表的ではないでしょうか。宮城に来て丸2年が経ちました。この2年でせり鍋は何度かいただきました。それまではなかなか馴染みのない食材で、最初に食べるときは正直勇気が必要でしたが、食べてみると苦みも青臭さもそれほどなく、食わず嫌いをしなくてよかったと感動したのをおぼえています。一方で、まだ芋煮の経験がありません。友達との間で何度か話は上がったのですが開催まで至りませんでした。そしてあれよあれよという間に1年目の芋煮シーズンが終わり、2年目は新型コロナウイルスが蔓延。芋煮と縁遠い日々を送っています。一人分の材料で、家の小さな鍋で作ってみようとも考えましたが、それは果たして「芋煮」と言えるのか?と思い、踏みとどまりました。というのも、宮城生まれの友人から「夏のバーベキューと同じ感覚」だと聞きました。みんなで集まってワイワイすることが醍醐味の一つということで、みんなで集まれるようになるまで楽しみはとっておこうと思います。写真は大崎八幡宮「どんと祭」当日の朝の写真です。芋煮と同じく、季節の風物詩ですね。赤の提灯と石段の手すりが鮮やかでした。今年はやはり例年とは違うどんと祭となりましたが、御神火は例年と同じく、勢いよく燃えていました。次は寺田アナウンサーです。
私の苗字は・・・ 堤 勇高 2021/02/18 全国に7万人ほどいる(らしい)、堤です。そもそも堤のルーツは何なのか?調べていくと、いくつかの説がありました。九州地方、特に福岡に堤姓は多いそうですが、関東にも多いようです。……捉えどころに困る分布です。そしてどうやら私の生まれた群馬県もルーツのうちの一つだそうです。となると、群馬で誕生した「堤さん」が私の源流の可能性が高いように思います。そんな私の苗字「堤」は見ての通り一文字です。ですので、書くのはとても楽です。2文字以上の人よりコンマ数秒分得しているといえます。ただし、他の面で問題が……それが「発音しづらい」ことです。まず「つ」が連続します。そもそもこれだけで発音の難易度は上がります。そして、正しく発音する場合一文字目は喉を振動させずに音を出します。(これを「無声化」と言います。)発音上の難易度が高い私の苗字。就職活動中もかなり苦しめられました。アナウンサー就活をしていると、インターンの時点でESと同時に「自己紹介動画」を求められるケースが多々あります。もちろん、自分の名前を冒頭に述べます。私の場合「早稲田大学の堤勇高です」と言っていましたが、この「堤」で噛んでしまい撮り直したことが星の数ほどあります。さらに言えば「早稲田大学」の発音も苦手だったので、学校名と名前を言うだけで関門が二つありました。苗字の話となるとどうしてもその「発音のしづらさ」が最初に浮かびます。さて、写真は先日取材で菖蒲田浜に行った時の朝日です。冬の澄んだ空気に、朝日が映えていました。次は伊藤アナウンサーです。
今年こそは〇〇! 堤 勇高 2021/02/03 今年こそ、旅行に行きたいです。出来れば海外に……!社会人1年目、年末年始や夏休みなど旅行チャンスは何度かありましたが、大学時代の友人に会うため東京方面に行くことが多く、自分の中で「旅行ではない」と認識しています。そして2年目。新型コロナウイルスの感染拡大で友人に会いに行くことすら慎重になる社会となりました。国内旅行もさることながら、海外旅行は輪をかけて難しくなっています。旅行に限らず「今年こそ……したいな」と考えているものの多くは新型コロナが収まったらという前提条件が付いてしまうような気がします。では、新型コロナが関係ない「今年こそ○○」はないかなあと考えたところ「部屋の模様替え」が浮かびました。模様替えしたいというのはつい先日のアナログでも書いた気がしますが、それ以降進捗があるかというとほぼありません。せいぜいインターネットで机を「ウインドウショッピング」したくらいです。牛歩状態の模様替えですが、何とか今年中には進めていきたいと思います。まずは家にある物を減らすことからでしょうか。海外旅行の話をしたので、写真は大学の卒業旅行の時に撮った写真です。今回はドイツの写真。高校生の頃から一目見たかったケルン大聖堂です。数年越しの夢が叶った、感動の写真です。土砂降りでしたが。今回のテーマはこれでおしまいです!次からは新テーマ、佐藤アナウンサーからスタートです!
2021年コレが気になる 堤 勇高 2021/01/14 2021年、果たして気軽に大勢で集まって飲み会などができるようになるのか、好きなタイミングで好きな場所に旅行に行けるようになるのか、コロナ関係の動きはやはり気になる1年となりそうです。新型コロナ含め健康への意識をより高めなければと思う中、先月健康診断に行ってきました。こちらも新型コロナの影響で例年より大幅に遅れたタイミングでの受診です。これを書いている時点では「結果待ち」の状態ですが、少なくともその場でわかるような病気はありませんでした。しかし、私の中でショッキングな出来事が一つ。視力が落ちていました。しかも大幅に。去年の健康診断までは両目とも1.5、メガネやコンタクトとは無縁の人生を送ってきた私でしたが、初めて1.5を切った結果が出ました。家でゴロゴロすることの多かった今年。スマホを見る時間やパソコンのモニターを見る時間が長かった今年。心当たりはいくつかありますが、スマホやモニターは「コロナ前」全く見ていなかったわけではありません。自分の行動を振り返る中で思い至ったのがスマホを見るときの「姿勢」でした。スマホを見るときの姿勢、「家でゴロゴロ」と書きましたが本当に「寝ながら」見る時間が増えていました。試しに調べると出るわ出るわ、「寝ながらスマホは視力に悪影響」との情報。とにかくまずはこの寝ながらスマホをやめなければと決心しました。2021年、「視力の回復方法」が気になっております。写真はつい先日財布を開いた時に見つけた「令和二年の10円玉」です。4枚もありました。すでに令和3年になりましたが、こういったところからも令和の浸透を感じます。次は佐藤アナウンサーです。
冬の楽しみ 堤 勇高 2020/12/17 冬の楽しみの一つは、暖かい場所でゴロゴロすることだと思います。エアコンの効いた部屋、こたつ、布団の中などなど……最近は朝に布団から出るのも一苦労です。休みの日ともなればなおさら長い時間布団に甘えてしまいます。しかし、今年はちょっと状況が違います。新型コロナウイルスの感染拡大によって、人の多い場所はなるべく避ける日々。流行語大賞にもなりました「3密」を回避しての生活。そんな生活を考えていくと、案外自分の家の暖かい場所でゴロゴロするという生活は理にかなっているのかもしれません。これまでは悪いことのように扱われていた「寝正月」ですが、感染拡大防止の観点から考えると寝正月も悪くないと思います。私はどちらかというと正月からいろんな人に会ったりいろんなところに行ったりしたいタイプですので寝正月推奨の年は今年だけにしてほしいなという思いもありますが……写真は仙台港に停まっている大型フェリー「きたかみ」です。写真だとあまり伝わらないのが残念ですが本当に大きくて、近寄ると上から覆いかぶさってくるような感覚になりました。こんな大きなフェリーの上から海を眺めて旅行したいと思いました。次は西ノ入アナウンサーです。
幼い頃に憧れた職業 堤 勇高 2020/12/04 まわりの人と比べて、一度持った憧れは長続きするタイプだと思っています。最初に憧れたのはコックさんです。現実にある職業に限れば、最初に憧れたもののはずです。幼稚園に通っていたころに持ち始めた夢だったと思いますが、はっきりとしているのは憧れていた事実のみです……料理を手際よく、華麗に、パパっと作るという姿がカッコいいと感じていました。もともとせわしない性格だったので、鉄鍋を振りまくる中華料理などが性に合っていたかもしれません。(あくまでイメージの話ですが……)小学生低学年の頃に憧れたのはサッカー選手。これは王道の中の王道ですね。当時はスペイン・レアルマドリードで10番を背負うなんて豪語していました。ですので、宣言通りミランの10番を背負った本田圭佑選手を人一倍にすごいなあと感じているつもりです。アナウンサーに憧れを持ち始めたのは小学校高学年の頃でした。寝る前に聞き始めたラジオ、前から何かと好きだった実況の真似、放送委員として校内放送をしたこと、今思えば本当に様々な要素がきっかけになっていたと感じます。そこから10年以上夢は変わらず、ありがたいことに今その仕事に就けています。憧れ始めていたころの気持ちを忘れずに、間もなくやってくる3年目を迎えたいと思います。まだ少し気が早いでしょうか。写真は古川駅前にある、黄金に輝くポストです。今では目立つ円柱状のレトロな形に圧倒的存在感のある金と、かなり目を引くポストでした。「豊穣の黄金ポスト」という名前だそうです。米どころでもある古川、稲穂の色からこの色になったということです。ここから送られた手紙は、受け取った人の運気が上がりそうですね。次は伊藤アナウンサーです。
Myルール 堤 勇高 2020/11/11 Myルールとして定めたわけではありませんが考えてみると寝る前は毎日ラジオを聞いています。スマホアプリのradikoを使えば全国の局の番組を放送時間に縛られず聞くことができます。お笑い芸人がパーソナリティを務めているラジオなどを聞きながら「寝落ち」の毎日。頭を空っぽにすることができるので早く寝つけます(そんな気がします)。逆に無音の中だとあれやこれやと考えてしまい寝入りが遅くなります(そんな気がします)。以前このような話になった時「笑ってしまって眠れない」という主張の友人がいました。確かに、面白い話が盛り上がると笑ってしまうこともありますが、ラジオは漫才などと比べると笑いの起こる間隔が長いので私としては入眠に難を覚えたことはありません。そもそも、全く面白くない話を延々と聞いていても、飽き性な私はすぐにあれこれ考えてしまい、結果寝付けなくなるので少し笑いがあるくらいがちょうどいいと思っています。唯一の問題は、なかなか寝付けない日が続くと、いつも聴いている番組を聴きつくしてしまい「弾切れ」が起こることくらいでしょうか……?写真は仕事で移動の際、新幹線の車窓から見えた鮮やかな夕焼けです。そういえば新幹線に乗るときは通路側の席をとるのもMyルールです。理由は気兼ねなく席を立てるからです。トイレや電話など、長く乗ると数回は席を立つ機会がありますが、その際隣の人の前を通らなくても通路まで出られるのが通路側の利点です。今回写真を撮った時には窓側に人がいなかったので運よくじっくり撮影することができました。次は伊藤アナウンサーです。