堤 勇高
2025/06/09
私の通っていた高校は、正門の前に駄菓子屋がありました。
正門から徒歩5秒、おそらくお客のほぼ100パーセントがその高校の生徒というお店でした。
私も部活帰りに寄ることがしばしば。
そこで食べたカップ焼きそばや500ミリ缶のジュースの味は懐かしの味だと思っています。
駄菓子屋と言いつつ、よく食べていたラインナップはいかにも高校生という感じです。
そんな思い出の駄菓子屋ですが、一度閉店してしまいました。
同級生が集まればそのお店の話が必ず出るほどなじみのお店でしたので、当時の同級生たちもショックを受けている人が多くいました。
駄菓子屋が減っている時代だし、店主も高齢だったしなあと考えつつも、正門から帰宅する生徒たちが誰一人そのお店に寄らない風景を想像すると不思議な気持ちになりました。
そんな「思い出」の復活を聞いたのはここ1年間のことです。
あの駄菓子屋が、場所も名前もそのままで復活するというニュース。
我々卒業生の間で一気に広まったほか、地元の新聞にも掲載されたようです。
さらに、我々がよく前店主から「昔は(メニューとして)出していた」と聞いていたカレーライスも復活したとのことで「あのうわさに聞いていた伝説のカレーが……」と(実物を見てもいないのに)感慨深くなりました。
いつか、復活したお店に訪れて、カレーにチャレンジしたいと思います。
写真は先日青葉まつり直前に見かけた「五穀豊穣山鉾」です。
今年から仲間入りした新しい山鉾です。
今後塗装が施されますが、今年だけはまだ木目が見える珍しい状態。
「ナチュラル」な印象を受けます(笑)。
次は千坂アナウンサーです。