金澤 聡
2025/08/04
親になって
自分の親に言われたことが、よく分かることがあります。
「親孝行なんてしなくていいから、命を懸けてでもやりたいことを見つけて、
只管、一生懸命やってくれればそれが有難い」
幼少のころからよく親に言われてきた言葉です。
その当時は、「命がけ」とは何て大げさで、
そこまでしてやりたいことなんて存在するのかさえ分かりませんでしたが、
親になってからは、
“子どもが夢や目標を持つことの大切さや、それに向かって努力することの尊さ”を
伝えたかったのだろうなとよく理解できます。
子は親の背中をみて育つといいますから、
いまからでも遅くはないことを信じて、
人生のセカンドステージに向けた大きな目標を立てて、
そこに向かって努力する姿を見せないといけないのかもしれません…。
とはいえ、
孔子の言葉で「五十にして天命を知る」とあるように
この年齢になると、天から与えられた自分の使命や天職を悟るようになると言われています。
大きな目標を立てるよりも、自分の使命は何かをまず考えた方が良いのかもしれませんね。
とにかく、
私への親孝行はしなくていいので、いまは、一生懸命、
部活や勉強、友情にと青春を謳歌してくれれば有難いです。
それを応援するのが、私の今の使命です。
次は、千坂アナウンサーです。