門間 陸斗
2025/06/16
今年から一人暮らしを始めたことで、遂に冷蔵庫に自分だけの色が出せるようになりました。最初は、お気に入りの調味料や作り置きのおかず、デザートなどを常備しておき、開けたときに嬉しくなるような冷蔵庫にしたいと思っていました。
しかし、現実は甘くありません。仕事を終えて帰ってくると、どうも自炊をする気にならず、スーパーの袋を片手に冷蔵庫を開けるのが日常になりました。中には、賞味期限の近い牛乳や野菜、昨日買ったお弁当など。思い描いていた“開けた時に嬉しくなる冷蔵庫”とはほど遠いもので、殆どときめきを感じません。
そんな冷蔵庫の中で、一つだけ自分らしいと感じられるものがあります。それは、自分でカットしたパイナップルです。スーパーのカットフルーツ売り場で売られているカットパインは、手軽で美味しいけれど毎回買うには少し値段が高く、量も少ない。そこで最近の私は、まるごとの大きなパイナップルを買うことにしました。皮をむき、芯を取って、一口サイズに切り分けようとすると意外と力が必要なのです。大変な所もあるのですが、冷蔵庫の中の綺麗にパインが並んだタッパーを見ると「今日はちゃんと生活したな」と思えます。我が家の冷蔵庫で、唯一自分の色が出ている部分だと思います。
他の家の冷蔵庫の中身を見たことも聞いたこともないので、皆さんの冷蔵庫の中はどんな世界が広がっているのか、非常に楽しみです!
写真は、上述のとおり丸ごとパイナップルです。もう少し背景や角度などこだわって撮影しておくべきでした、、
次は、佐藤拓雄さんです。