アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

春待つ想い

2014/04/01
プロ野球が開幕しました。
楽天は見事3連勝。
2連覇がかかるシーズンで好スタートを切りました。

強さの秘密はチームの一体感だと思います。
と言うのも、キャンプ中から取材をしていて、どの選手からも聞かれる言葉は同じ。
「自分のことよりチームの勝利」や「繋ぐ意識」といったものです。
チーム全員が同じ方向を向くからこそ、大きな力を発揮できるのです。

そして、チームのベクトルを揃えているのが星野監督の存在です。
開幕戦の直前のミーティングで星野監督は選手の前に立ち
『ここにいるメンバー全員、最後までしがみついてでも残って、私の胴上げに参加してほしい』
『1ページ、2ページ、3ページと記していって、最後にアルバムを完成させよう』
と話しました。
その強烈な言葉を聞いて奮い立たない選手はいないでしょう。

『まだ優勝を狙えるチームではない』と、表立って“連覇”への思いを口にしない星野監督。
しかしその思いを間違いなく強く持ち、しっかりと選手達にはメッセージを送っています。

そして今日から楽天はホームで6連戦。
去年の日本一から、更に強者の風格すら漂わせるイヌワシ軍団の躍動に注目です。

春待つ想い

2014/03/31
まずは、写真からですが、車中からだったものですからアングルが悪く、電柱だけが目立ってしまいます。
真ん中が犬吠埼灯台です。

音痴に向かって
「犬吠埼!!!」
「なんで?」
「調子(銚子)はずれ!!!だから」
そんな昔のギャグを思い出しました。

所用で、千葉県銚子市に行ってきました。穏やかな春の陽気を一足先に感じて来ました。水平線で地球が円いことも分かりました。風もなく、気温は15度ぐらいだったでしょうか。銚子には「春」がありました。

食は?
海岸沿いのいけす料理やさんに。
刺身、天婦羅どれも旨かったですね。
お吸い物には、ホウボウが・・・そうそう、ほうぼうにいる魚ですね。定番の洒落です。

このセット料理にプラス煮魚か焼き魚が付くのです。
これはお得!!!
銚子といえば、「金目鯛」だそうで、そのキンメの煮付けを・・・・・・
ちょうど頭の部分がテーブルに、目玉裏のコラーゲンも栄養分にしてきました。

2月の大雪も銚子は雪でなくて雨だったそうです。
「銚子はいいとこよ。引っ越してきたら!」
そんなことも言われました。

その日のうちに、まだ雪残る仙台へ。

というのは、3月中旬の話でしたが、
24日からようやく春の陽気になってきましたね。


まあ、ゆっくり待ちますか!というより
待たなくてもいいようですね。

春待つ想い

2014/03/28
3月13日蔵王町に取材に行ってきました!

内容は、蔵王町で生産されているブランド牛「蔵王爽清牛」の試食会。

会場のホテルに入ると…お雛様姿のキティちゃん !! と、真ん中に蔵王町の観光PRキャラクターざおうさまが !!

ざおうさまのぬいぐるみも飾っているのか~すごいなぁ !! かわいいな~と思い、まじまじと見つめていたら…

急に動きだした ざおうさま !!
ぬいぐるみではなく「本物のざおうさま」でした !!
本当に驚いて、「きゃー」と叫んでしまいました
(ホテルなので空気を読み控えめに…笑)
取材が始まるまで時間があったので、一緒に写真を撮ってもらいました☆

ブランド牛の取材の4日後の3月17日も、蔵王町に取材に行きました!この日は、蔵王エコーラインで除雪作業開始の取材。仙台では11.5度まで気温が上がったのですが、標高1100mの蔵王エコーラインでは、1℃くらいでしたね。寒かった~...。

「春を待つ想い」次は、浅見さんです!

春待つ想い

2014/03/27
震災4年目に入った今月、私のところに、カキが送られて来ました。カキむき用のナイフと軍手つき。
南三陸町歌津でカキ養殖する千葉さんという方からです。
大粒で、濃厚で、旨みの詰まった、すばらしいカキ。
蒸し、バター炒め、汁の三種類でいただきました。

千葉さんは、津波で自宅も養殖施設も失い、ゼロから家業の復活を目指し、ご一家で奮闘しています。
震災発生から一年経った2012年5月に、ようやく養殖を再開しましたが、同じ地区の仲間の漁師さんは、震災後、相次いで養殖をやめてしまい、この地区でカキ養殖を営むのは千葉さんだけになってしまいました。
その後、カキが順調に育つ一方で、カキの処理施設を再建できず、出荷できない状態が続いてきました。

それが、震災発生から丸3年の今年3月11日、ついに出荷にこぎつけたのです。
カキをむいた状態で出すことは現段階ではかなわず、殻付きのままの出荷となりましたが、とにかく、震災後初めてのカキの出荷です。

こう書いてしまうと、あっという間のような印象ですが、この3年、どれほどの思いでこの時を待っていらっしゃったことでしょう。
特に、カキが大きくなりながら出荷できない、という状況の辛さは、察するに余りあります。
何度も、もうだめかもしれない、と思ったそうです。

送られてきたカキは、なんとか復活の資金を確保しようと立ち上げた基金に、支援金を寄せた人への返礼です。当初から基金の半額を返礼としてカキで返す、という約束の基金でしたが、私も、非常に感慨深いものがありました。

震災直後の2011年5月、千葉さんに初めて会って以来、生活再建の道のりを何度も取材させていただきました。苦しい状況の時も、いつも「よく来てくれた」と、ご一家で迎えて下さり、私の家族や仲間のことまで気遣って下さいます。

この春は、そんな心優しいご一家の、再起のスタートラインになりました。
しかし、3年かかって、ようやく、スタートラインです。
生活再建、仕事の再建は、かくも時間がかかって難しいものだと、改めて思い知らされました。

カキと一緒に送られてきた御礼状は、「まだまだ先の見えない状況ですが、家族一同少しずつ頑張っていきたいと思います」と結ばれていました。

明日は、一緒にスーパーニュースを担当している、小口アナウンサーです。

春待つ想い

2014/03/26
3月も半ばを過ぎたというのに雪が降り…。
なかなか春はすんなりと来てはくれませんね。

春服は来たいけど、我慢は辛い。
毎年思うこの時期です。

そんな、春の陽気が待ち遠しい今日この頃。

春は待ち遠しいけれど…
今シーズンはこれで終わりかなと牡蠣を食べてきました。

春は待ち遠しいけれど…
ちょっと名残惜しかったです。
また来シーズンを楽しみに。


そうそう、春と言えば公園へお散歩に行ってみました。
春にやってみたかったことの一つ。

「お外のご飯は楽しいね」
「風がとっても気持ちいね」

息子に一生懸命しゃべりかけましたが終止渋い顔。
眉間のしわが際立つ、プチピクニックとなりました。

母のただの自己満足か…。

明日は拓雄アナです。

春待つ想い

2014/03/25
3月も、残すところあと1週間ほど。
東京ではもうすぐ桜が開花しそうですが、仙台では4月の2週目~3週目ぐらいになるでしょうか。
開花の便りが待ち遠しいですね♪
春は1年の中でも一番好きな季節です。

私が仙台に引っ越してきたのは、2009年の3月。
仙台に住み始めて、まる5年が経ちました。は、はやいー(汗)
その分、年をとってしまったと思うと切ないですが、仙台の街が第二の故郷となりつつあるのは、嬉しい限り。行きつけの、飲食店や美容院、ネイルサロン…
仲良しの店員さんも増えました♪

私が入社した年の4月に始まった番組『あらあらかしこ』も(まさに同じタイミングにデビュー!同じように歳を重ねています!笑)
来月から6年目に入ります。
これからも、”あらかし”をよろしくお願いします。

3月のまだ外が寒い日でも、
スタジオの中で、私たちはすでに春の装い~
カレンダーに合わせた衣装を、毎回番組のスタイリストさんが用意してくれるんです!
(寒がりの私は、まだ写真のような薄着?!では外を歩けません!笑)

せめて室内では春服を着て♪
春の訪れを待ちたいと思います。

明日は梅島アナウンサーです!

春待つ想い

2014/03/19
春を感じさせる花といえば「サクラ」。
「東北で最も早くサクラが咲いた」というニュースで、よく登場する私の故郷…、福島県いわき市。
いわきは、東北で最も早く春が来るところ、といっても過言ではないかもしれません。

先日、「東北ご当地サミット」という特別番組で司会を務めました!
東北6県のご当地タレントたちが、故郷自慢で大盛り上がり!!…という大変、「仕切り」が難しい司会でした…!!(^^;)

この番組の司会を務めて感じたのは、みんなが「おらが故郷が日本一!!」と心から思っているということ。
子供の頃はそれほど自覚していなくても、進学で…、就職で…、結婚で…、転勤で…、故郷を離れて分かる、その「温かさ」。

東北6県、それぞれの「お国自慢」、「ふるさと愛」を持ち寄って、「東北全体がやっぱり大好き!!」と思える収録でした!

是非!ご覧ください!!
22日(土)午後4時半~です!

☆写真は「東北ご当地サミット」収録スタジオにて。一緒に司会を務めた青森出身・高谷アナウンサーと!
「アナ・ログ」、続いては…、一緒に東京で「第一印象を良くする研修」を受けてきました!木下アナウンサーです!

春待つ想い

2014/03/18
春、いよいよプロ野球が開幕します。
楽天イーグルスは、日本一連覇に向けた2014年シーズンを迎えます。

昨シーズン無傷の24勝を成し遂げた田中投手の穴をどうやって埋めるのか、これに尽きます。
昨季は、チーム貯金23で優勝していますから…。

しかし、今季は“穴埋め”なんて言うのが失礼な頼もしい若手が台頭しています。
ゴールデンルーキー松井裕樹投手。甲子園で奪三振の記録を打ち立てた左腕は、プロでも高卒ルーキーの記録を打ち破るような存在感と期待感があります。オープン戦でのピッチングに裏打ちされたその実力は、二桁勝利も夢ではなさそうです。
そして、去年のドラフト1位左腕、森雄大投手。ルーキー松井に刺激を受けて、キャンプ中はブルペンで熱投を見せていた期待の2年目。
この台頭してきた若き2人のサウスポーが連覇の鍵を握っているかもしれません。

若手伯楽の歴戦の闘将曰く、
『誰かいなくなれば、誰かが成長して出てくるもんだ』
予見通りとなれば、今年も熱くなるシーズンを迎えるかもしれません。

さらに、投手だけでなく、V2使者の大物助っ人ユーキリスも加入しました。
楽しみな若手中心の投手陣と有名メジャー選手。
田中投手不在は寂しいですが、これだけでも、ペナント開幕が待ち遠しい !!

日本一の富士山にも、雪解けの春がやってきます。
乾いたミット音と打球音が響くペナントの春ももうすぐです。
今年も頂点に立つイーグルスを祈って。

次は、寺田アナウンサーです。